私は事業再生もしますが、
それを専門にしている訳ではありません。
「会社は潰れない」という本のサブタイトルが「事業再生請負人」
と書かれていましたので、仕事としてはやりがいというか燃えますね。
短期間で資金繰りや社長のメンタルの維持や覚悟や再生の道筋など
やることがたくさんあり、常に頭が動き生きている実感があります。
私は本にも書きましたが、「素直さと執念」があれば多くの会社は潰れないと
思っています。
企業ごと状況が違う中で、生き残りの最良の選択をしていくわけです。
もちろん主役は「社長自身」です。
危機を乗り越えて1~2年掛けて正常軌道から成長軌道に導くことが
次の仕事です。瞬間の判断の間違いが命取りになることがある仕事です。
ただ、経営者に会社を守りたい執念や今までやり方に拘る経営者は
速やかに事業再生の手伝いから降ります。
会社は頭から腐る。けだし名言だと思います。