事業性評価や地域再生などを森金融庁は標榜しているが、

 

私が新人行員だった頃、営業で回っていた町を

 

先日歩いてみました。マンションが林立していたのは

 

少しびっくりしました。

 

給料日のひそかな楽しみだった「かつ丼」の蕎麦屋も

 

なくなっていました。

 

もちろん商店街は見る影もなく、あれほど活気にあふれていた

 

商店街シャッター通りと化していました。

 

この地域に新たな融資を作りだすのは大変なことだと

 

感じました。

 

地方の人口減少は、地元金融機関の責任はそれほど重いのかと

思います。

 

地域金融機関に行くと(東京も例外ではありません)、

「貸す所がない」と嘆きます。

 

金融機関にもう少し「経営者の人柄や業種」見て貸せないものかと

思いますが、

 

貸す側にいた人間からすると、分からないでもない気がします。

 

むしろ国の政策が都市部への人口減少を引き起こしたと思うのです。

 

むしろ地域金融機関が倒産の危機に立たないように監視・統合の

 

調整が金融庁の課題ではないでしょうか?