ロンドンでテロが続いたと思ったら、イランでもISによるテロが起きたり、宗教の枠を超えて深い相克は残ったまま、火種は複雑化しています。

日本も安穏としてはいられない時代になりました。

 

20世紀は「戦争の世紀」と言われた。多くの血が尊い命が流された。

覇権主義の結果、二度の大戦、そして多くを日本も失った。

言問橋のたもとに、東京大空襲の慰霊碑が建っている。

いつも花が添えられている。

東京大空襲で両親を亡くされた方からも話を聞く機会を得た。

能弁な方ではなかったが、小学生で突然一人になり生きてきた様には

深く敬意を表す以外言葉がなかった。

 

第二次世界大戦を知っている世代からすると、今回の不況など100年

に一度の津波ではないと言う。終戦後の物のない時代、ひもじさなど

今と比べものにならないと笑う。

「みんなが一生懸命働けばいいんだ。」笑いながら言う言葉には人生の

年輪の重みが伝わる。

 
中小企業は「政・財・官」枠組みの外で、必死に生きている。
まず自分の足下を良く見るべきだと思う。
社長自身が「経営者」として、社員の範となり、
また、社員満足度を高める努力をしているか?
会社は頭から腐るとの例えのように、
能力のない(努力することも能力の中)経営者の元では
気の毒以外の何物でもない。
 
ワンマンでもいい。資金繰りや経営の目標を明確にして
生き残るための方策を考え続けていれば、そう簡単に
企業は潰れるものではない。
自慢げになるが、私のクライアントがいい例だと思う。
みな違うけど、逞しく生き残り未来戦略を練っている。
環境のせいにすることは、”タブー”にしている。
財務内容が悪いとすれば、それは何か努力が足りなかっただけだ。