買い物難民・限界集落いずれも
何という淋しい響きを持つ言葉だろう。
僕自身が地方出身者ということもあるけど、
景色は想像できる。
大店法が改正された以後、
高速道路のインター近くに大型スーパーなどが進出すると、
車社会の地方の方がむしろ一気に人の流れが変わる。
何年か前に故郷の田や畑を見てきたことがある。
一言、荒れ放題の草木が延び放題。
昔見た景色は、手が入っていて、畑では、かぼちゃの黄色い花、茄子の薄紫の花
など、
季節を愛でながら本当に豊かな恵みをくれた。
農業で生きて行けない現実
地方創生というのは簡単ではないだろう。
そもそも働き手が高齢化している。
兼業農家の大半は、勤労者の収入食べている。
もう流れを変えることは不可能ではないのかと感じる。
北海道を除けば、大規模農業は無理な気がする。
山間地の多い国で、ローコストで付加価値の高い物作りをしなければならない。
棚田の水の管理システムなどは、日本ならではの地形を利用した知恵なのだ。
この国でどう新しい方法で農業を立て直すかが問われていると思う。