粉飾決算といっても、あまり問題のないものから
全くの架空の在庫や商品などまで色々です。
わずかな粉飾を見つけるのは難しいと思います。
でも、私の経験からすると
経営に影響あるような「粉飾」は決算書の
財務諸表を見ると、何かいやな感じがあうるのです。
2万件以上の決算書を見てくると”勘”が何かあると
教えてくれているのかも知れません。
結構見つけましたよ。
私が良くお客様に言っているのは、「赤字の仕事は絶対取るな」
と「粉飾決算はするな」の二つです。
「粉飾」に対する抵抗感がだんだん薄くなってきてしまうのです。
気がついたら取り返しのつかないような架空在庫が出来ている
なんてこともあります。
でも、どの銀行にも経験豊富な人はいます。
いずれバレマス。
その前に少しずつでもいいから、正常起動に戻す努力を
しましょう。まだ、間に合うかもしれません。