今から書くことは、極めて少数の税理士さんのレアケースだと思う。
ちゃんと銀行対策を考えながら決算書を作っている方は、
ここから下は読む必要はありません。
いまだに、銀行サイドの決算書の見方を全く考えない決算書に出会う。
もう、金融庁が出来て10年以上、そろそろ税理士さんの全員が目覚めないと!!
結局、経営改善計画書を今、僕がお手伝いしながら作っている。
決算書の問題点を理解していない人に改善計画など立てられるはずもない。
ひとつ間違うとその会社の命取りになる場合だってある。
もう時代は変わったといまだに認識していない方々は、学んでほしい。
クライアントを減らすリスクにつながることも十分すぎるほどある。
実際、やむを得ず変えた先もゼロではなかった。
私は、銀行で3万件近い決算書を見てきた。そしてビジネスローンが
盛んなころは大きな金額も無担保で融資を取り付けてきた。(独立前だが)
色々その手の本は出ている。小生も1冊だが出している。
拙書はかなり銀行の決算書の見方を守秘義務に触れない範囲で
できるだけ詳細に書いている。
(何の努力もしなかったからか?全然売れなかった?(恥))
50人近い税理士事務所さんでセミナーをさせていただいたこともある。
凄く喜んでいただき、皆さん全員に本を買っていただいたこともあった。
税務のプロの方なら、内容のいい本を1冊読めばある程度理解は進むと思う。
ただ願う。
中小企業が疲弊しているときに足を引っ張るようなことは、せめて
やめて欲しいと切に願う。