皆さん、経営コンサルタントにはそれぞれのイメージを
お持ちですし、
私も同業の方の仕事を見る事はほとんどありません。
長く、金融業界に身を置き、お金を貸すことや
企業経営者とお話をしたり、
色々な業界を担当するうちに、その業界の慣行を
覚えたり、私のバックボーンになっているのは
間違いなく、金融マンとしての経験です。
学生時代は勉強は大嫌いでした。
父親に社会人になって何年か経った頃、
学生時代にその位勉強していればと言われたことが
ある位でした。
でも、今と違い当時はもっとお客さんとの距離感も近く
融資も土地などが値上がりしていたこともあって、
大らかな時代でした。
金融機関というところ、勉強したければ色々な通信教育や
検定試験などをほぼただで受けさせてくれました。
研修もありました。
自分の知らない新しいことを知ることが素直に楽しかった。
今、何でも屋のように会社に関係することにお手伝いが
できるのは、金融マン時代に培ったものが大きいと思います。
とりわけ金融知識は、幸運にも審査部や金融庁の本検査を
経験させていただいたことで、今でも金融機関が考える事が、
理解できるのはとても役に立っています。
逆に銀行や資金調達系の本はあまり読みません。
読むのはマーケティングやマクロ経済の本、心理学など
興味のある本を雑多読みです。
企業の売上を上げるためには、何が必要か?
社員のモチベーションを上げるには?
近未来どういう会社にするかなど
個別の企業のことを、多くの時間考えています。
私は訪問型のコンサルタントを心情にしています。
現場に多くの情報があるからです。1日1万歩以上は
普通に歩きます。 1回の訪問で2時間以上は話をします。
暑い夏など疲れることもありますが、このやり方しか
不器用な私には会社を見ることができないように思います。
9年目を迎えて、忙しく働けることに感謝しつつ
また、振り返るとよくやってこれたなぁと思う時があります。