世田谷の高級住宅街で1億円前後の
新築物件購入に現金で5000~6000万円を
用意してきたお客が相次いだそうだ。
ティファニーなどの宝飾品やロレックスなどの
高級時計販売が好調らしい。
消費はその時代の気分・心情に影響されるようだから、
アベノミクスはその意味では高額所得・富裕層には
効果があったようだ。
つくづく、日本人はお金持ちは多いだなと思わせる。
キャッシュで5000万円、凄いとただ思う。
逆に正社員でない有期雇用などの人たちには、
どうも消費拡大は余り見込めないようだ。
2002~2007年の好景気の時でも、インフレでも
給与は上がらなかった。
今回も給与が上がるような所は一部で、
給与平均は上がらないように思う。
製造業は海外移転は進み、その減少分を
第三次産業(サービス業)だけで賄えない。
もちろん円安がマイナスに働く業種は
悪戦苦闘中だ。
これ以上の格差社会は望むべくもない。