利究のブログ「経営のへそ」倒産を防ぐために!!-120927_1326~010001.jpg

大企業に比べ中堅・中小企業の

採用意欲は衰えていない。

リクルートワークス研究所によると

来春の大卒者の求人倍率は

従業員千人以上の企業で0,73倍だが、

千人未満の企業は1,73倍、

300人未満では3,27倍ある。

(2012.9.26 日本経済新聞2面社説より)

300人未満の3.27の数字がピンとこない。

1-299人までの会社では、

雇用調整助成金を利用している所も、

結構あり、むしろリストラで人員削減を図っていれ所も少なくない。

イメージから行けば、

こんな大卒の就活難の時にいい人材を確保したいと考えるのは、理解出来る。

ただ、実情は多分余裕のある成長期の企業か

299人に近い方の堅実型の企業に

限られるのではないか?

統計データは時に実態と乖離することがある。

中小企業を歩き、金融マンと

景気や融資の話しをして見ると、

従業員増員予定の企業は余り聞かない。

本当に中小企業が厳しいのは、

現場に下りて見ないと理解出来ない気がする。