オリンピック・イヤーの今年、いろいろな協議の代表選考会が
行われています。4年間ストイックにオリンピックを目指し
トレーニングを積んできながら、若手の台頭やコンディションなど
で有力視された選手もオリンピックに行けないこともある。
勝負の世界といえばそれまでだが、それまでの努力に拍手を
したい。競泳などを見ているとプールサイドで座り込む人、
勝ったのに標準記録に届かず、涙をこぼす人。
かつてサラエボ五輪でスケート500mで銅メダルを散られた
黒岩彰選手にお話を少しさせていただいたことがある。
サラエボの前のオリンピックは「金メダル」を有力視され
そのプレッシャーたるや 我々の想像をはるかに
超えるものだったらしい。
メダルの数も大事かもしれない。日本に明るいニュースは
欲しい。
でも、期待されながら結果の出なかった選手にも失望感では
なく、頑張ってきた努力に敬意を表し笑顔で暖かく
迎えて上げたいと思う。