利究のブログ「経営のへそ」-寅さん


身近(?)な金融機関である信用金庫が信用金庫と名乗って


60周年を迎えたようです。(法律ができる前は信用組合)


ただし、数は60年前の1/3 預金量は530倍だそうです。


でも、融資の姿勢などを見ると「信金の銀行化」といえば


一番ふさしいかも知れない。


とにかく自行融資(通称プロパー)を本当に出さなくなりました。


15年前の預貸率(融資残高/預金残高)75%から55%弱へ


下っています。(全国平均) 集めたお金の半分強しか地元に


還元していません。


全国の信用金庫で預金は20兆円以上増えているのに


融資残高はマイナスとなっています。


中小企業の味方であって欲しいのです。大手行と同じような


ことをしていたら、存在意義がなくなってしまうことを危惧します。


中小企業の業績が悪いのと経済環境が悪いのは理解するとしても


お上の方を見過ぎじゃないでしょうか?