『怒っても「敬語」忘れず』
この言葉は故高坂正尭京都大学教授が
おっしゃられたものだと記憶している。
柔らかい京都弁がまだ強く印象に残っている。
「喜怒哀楽」 人間の自然な感情なだけど
怒りは失敗が多い。
売り言葉に買い言葉でつい余計なことを言ったり
心にもないことを言ってしまったり
友達や信用を失くしたり
それを取り戻すには時間と努力が必要なことも
怒りは理性が聞かない状態だから始末が悪い。
この「怒」でみんな失敗体験を持っているのでは
ないだろうか?
私も普通の人間だから怒りの感情も当然出ることが
ある。
そんな時は高坂先生の言葉と自分に「心の波は穏やかだ」
となだめる。
この二つで何とかまず怒からないように心掛けては
いるが・・・修行の足りない俗人である。