利究のブログ「経営のへそ」-霧の湖






倒産率・件数は減少しているという

このデフレ、消費不況、円高、更に銀行の貸し渋り

預貸率の推移を見れば、バブル期をピークに減少傾向が

続いている。

これで、どうして倒産が減るのだろう?

不自然とは思わないのか?

日銀が市場に30兆円の資金を供給しても、リスクは銀行が

負うので、中堅優良企業や環境に対する技術力のある会社、

または、上場企業の関連会社へ資金を供給している。

つまり、銀行は日銀からの資金提供は中小企業

には回らないということだ。

倒産が減っている。でも帝国データバンクも

東京商工リサーチも補足できない小零細企業の倒産・廃業が

増えているのが一つ、それと資金繰りに疲れたり、後継者難で

企業の身売りが増加しているなどの複合減少が統計から

隠れているだけだと考えています。