戦後の日本といえば平和です。和が使われるものだとは思ってましたが、日本の古文からの引用ということで今回はかなり珍しいのではないかなと思いました。
そもそも元号とは時代の名前になります。
名前とはかなりの影響を持ちます。
例えばキラキラネームの子供は学力が相対的に低いという某有名予備校の講師がおっしゃっていましたが、このことからも名前は大事だと思います。それでは各時代の元号を見ていくとともに令和ってどんな時代なのかなと考えていきましょう。
今回の令和は万葉集からの引用ということで該当する部分はこちらです。
于時、初春令月、氣淑風和、梅披鏡前之粉、蘭薫珮後之香。
今回の令和の該当部分を訳すと、いい時期にいい景色だなあという感じだと思います。
ここで過去の元号と見比べてみましょう。
平成(史記)
地平天成
この文では天地が平和になるようにという文が用いられています。
昭和(書経)
百姓昭明、協和萬邦
この文でも平和について、さらには世界との共存繁栄という意味が込められております。
大正(易経)
大亨以正、天之道也
徳が行き渡り、政治が正しく行われるようにという意味が込められております。
明治(易経)
聖人南面而聴天下、嚮明而治
聖人が正しい方向を向けば天下は明るい方向に進むという意味が込められています。
実際に第二次世界対戦で日本が負けた昭和時代。その前は基本的に国内の政治について触れていたと思います。また、世界との共存繁栄を目指した結果日本が勝利し、日本の優れた文化を大東亜共栄圏という、アジアを欧米の植民地から解放するという目的で戦争が勃発しました。
その後平成になり、日本国内では地平天成な時代であったのではないかと思います。(テロや事件はありましたが、現在は治安の良い国です)
それでは話を戻しますが今回の令和はどうでしょうか?
今回の令和に関しては異例中の異例だと思います。
一つとして日本古文からの引用であること。
もう一つが国をどうしていきたいという文ではなく情景を読んだ文であること。
今回の新しい元号は令和になるという点において悪いとは思いません。
僕個人としては和を重んじ、感性豊かに国民が一人一人なってくれる時代に戻ってほしい。
今回の元号でそう思いました。
首相談話では「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つという意味が込められている」という風に安倍首相は仰っておりました。
今回の元号をこれからの時代に紐解いていくと
国としてどうこうではなく国民としてどうこうの時代に新しく入るのかなと思います。
そして、ここからは僕の個人的な見解が強くなります。
明治〜平成までの共通点は四書五経から用いられてきました。
これは儒教の中でも大切と言われているものです。
明治〜平成と儒家を重んじていたことがわかります。
儒家についてはまた後日説明しますが簡単に申しますと昨日ブログで書かせてもらった道家と相反する考え方です。
しかし今回は違います。万葉集というと中国の文化が強かった当時から日本独自の文化が芽生え始めた時です。
これをまとめると、日本人は縛りを超えてのびのびと生活できる。そんな世の中になる。そう思ってしまいます。
