トワが二歳になった頃、私の妊娠も発覚。

ことばも出てきて、こちらが言っていることも通じるようになり、叱ることも増えていきました。


妊娠もあって、「抱っこ~」にもなかなか応えられなくなり、散歩中には泣いても歩かせることも。


切迫のときは、遊んでやれないはがゆさゆえ『生まれたらいっぱい抱っこして遊んであげるしね。』なんて思っていたのに・・・生まれたら「お兄ちゃんやし」とは言わないものの、幼稚園入園も決定して、自分のことは自分でできるようになってもらいたい。という思いから、突き放すことも多々。


そうこうするうちに、声を荒げて怒ることも多くなり・・・


でも、トワは頑張って応えていたと思います。

おしゃぶりも頑張って日中はしないようにしていたり。

(ヒロがおしゃぶりをしていたら「チュッチュはダメよ」と指をとったりします(笑))


それでも、甘えたい方が勝つときもあるでしょう。

おしゃぶりに頼っていた精神依存もあったはず。


なのに・・・私は、その甘えっぷりにイライラすることもありました。


「もう、3歳なのに服も自分で着ようとしない」

「もうすぐ幼稚園なのに、靴も履こうとしない」

「もう、お兄ちゃんなのに抱っこをせがむ」


そんな私のイライラに比例するようにトワの我慢も限界だったのか、

先日、聞いたことのないような声で泣きました。


いつもおいもスティックを食べるときはおはしの練習をしていたのですが、

持ち方を指導していたら・・・イライラしていたので、フォークをわたしておはしをやめさせると更におはしに執着して怒り爆発!!

口の中にいっぱいつまったままで、ポロポロ大粒の涙を流して「おはし~~!!!やる~!!」と言います。

おはしをわたすと口にまだ入っているのに次々に入れるからストップをかけるとまた、同じこと。

もう、好きにして。とほっておくと、また怒りだし、「いっしょに~!!」と手伝ってほしいと言う。


最近昼寝をしないので、眠いのもあったんだと思うけど、かなーり衝撃でした。


トワは、泣いてもすぐ泣き止むし、どちらかというとあまり泣かない子。

お友達が悲鳴のような泣き方をしていても他人事のようなことでした。


その訴えかけるような泣き方で

「まだまだ甘えたいのね。」

「まだ3歳だもんね。」


と私の考え方をかえさせました。


美容院の先輩ママさんも甘えさせてあげたらいいよ。

保健師さんも今は甘えさせてあげて。


と言われていたのに・・・と

一年ほどの育て方を見直すことに。


それほど厳しくしていたつもりはないけれど、やっぱりヒロにも手がかかるようになってトワがますますほったらかしになっていることも事実。


3歳までは、めいいっぱい甘えさせてあげて、安定した心をつくってあげたい。と私は働くことを延期し、家に入ることにしたのに。


それ以降、

「まだ、3歳だもん・・・」と考えることにすると

自然にトワの悪いところも目立たなくなったし、優しく指導できるようになったように思う。

そのことで、トワのイライラもあまりなくなっているんじゃないかな?と思うし、

幼稚園まであと3ヶ月しかない。

その3ヶ月であれこれできるようになるより、母子の関係をしっかり結びつけておくほうが大事だな。と思いました。

ぼたんやおはし、はさみや鉛筆は、日常にこれまでと同じように取り入れるけど、いつかはできることだし、それができないことでトワが大変なことはあっても周りに迷惑をかけることはないだろう。

幼稚園の先生には手をかけるかもしれないけど・・・


あと3ヶ月で、トワといっぱい遊んで歌を歌って絵本を読んで、散歩して。


今までとなんら変わらないだろうけど、内容の濃い毎日を過ごしていきたいな。

きっとそれはヒロにも私にもダーさんにもいい風が吹くんじゃないかな。