迷う時間が命取りになってしまうかもしれない他の動物と違って
ほんと人間なんて、まあ随分といい加減と言うか軟弱に出来ているのだろう。
じっくり考えて、などとは言っていられないのでは?
そうも思う。
一方で未だに動物的感覚で非常に短い時間軸の中で今すぐにでも
誰かと出会いたいと思って行動している人も少なくないようだ。
こちらのサイトを見る限りでは、誰かと出会う為には
一秒でも早い方がよく、誰かに先を越されない為に最大限の努力を惜しまない。
そう言う姿勢をうかがい知ることができる。
まさに動物と言える。
この感覚は本来なら誰しもが細胞レベル、遺伝子レベルでそれを持ち合わせているはずだ。
しかしながら人間は思考や理性が遺伝子レベルの行動にブレーキをかけるように構成されている。
36年もの間、自分の行動に自らブレーキを踏み続けて来た私にとっては
いますぐにそのブレーキにかける足を外す事はとても難しいことだ。
ただこれからはいつでもその足を外せるように自分に問いかけながら
遺伝子の叫びに耳を傾けて行こうと思っている。