◆もうずいぶん昔のことになりますが、いつだったか、叔母だか祖母だか……、そこもかなり記憶があいまいで、どちらかに訊いたことがあるのです。


薬指って、どうして薬指っていうのだろう、と。


おそらく母ではなく、叔母だったか、祖母だったかは、こう教えてくれました。


「薬指が、いちばん力がはいらないから、傷に触れるにはちょうどいい」

 
薬指の語源を知ってる方からしたら、なにをいまさらなことを……と、思われてしまうでしょうが、わたしはそれを聞いたとき、まさに目からうろこ状態でした。

薬指は、痛い場所に触れるには適してるくらいに、力が入らない。



そっと、やさしくふれることのできるゆび。


傷ついた場所に触れてもいい、やさしいゆび。


そういうゆびが、この体に備わってるって思うと、なんだかちょっとうれしいような、やさしい気分になれるのです。


誰もが、誰かの痛いところに、いたわりながら触れることができる。
癒すことができる部分を持っている証みたい。


やさしい、くすりゆび。



大切な指輪をはめるのがその指であるのも、もしかしたら、薬指がやさしいゆびだからなのかもしれませんね。







……ちなみにわたしは、指が太いので、指輪のサイズを聞かれるのがとても嫌いですw


あ~、どーしてもオチつけないと気が済まないらしですwww



追記

禁煙しまいした! そのに

は、諸事情により掲載を延期させていただいておりますwww






◆当初の予定では、二年前に開始する予定だった禁煙を、今年の八月からようやくはじめました。

禁煙とダイエットは失敗を繰り返すとリバウンドが激しいといわれているので(……)ここはけっこう計画的にはじめることにしました。


今回の禁煙はニコチンパッチを使用。
これで禁断症状がどれくらい緩和されるのか不安でしたが、なかなかに効果的です。

いま使用しているのは「ニコチネルパッチ step1」で、こちらは一枚に35mgのニコチンだそうで、これのまえに使用していた「シガノン」は、禁煙四週間を過ぎたあたりで、かゆみとかぶれがあまりにひどくてやめました。
「シンガノン」のほうが「ニコチネル」よりもニコチン量が多いので、最初の禁断症状を緩和させるには向いてるかもしれないのですが、パッチの面積が少ないのに、ニコチンの量が多いからか、とにかくかぶれてしまって大変でした。

ニコチンパッチはニコチンを皮膚から吸収させるものなので、常にニコチンが体にはいってくる状態になるわですが、やはり、時間経過とともに最初の三日ほどは吸いたい症状が強かったように思います。

そして、何度も書きますがとにかくかゆい!!
パッチの粘着部分でかゆくなるのか、ニコチンそのものがかゆみをもたらすのか、人によって違うようなのですが、わたしの場合は両方らしく、ニコチンパッチの種類を変えてもはやり、かゆいしかぶれてしまいます。
それでもまだ、「ニコチネルパッチ」に変えてからは、かぶれもずんぶん緩和されたように思います。


現在、禁煙五週間目にはいったので、あと数日でニコンパッチなしでよくなるはずなのですが、ちょっと不安なので、ニコチンの量が少ない「step2」のパッチをあと2週間つづけるつもりです。


◆禁煙の禁断症状に「眠気」というのがあるというのを、禁煙を開始して知りました……。
もう、ほんと眠いです!!!
禁煙をはじめてから、ずっと眠いです……。
体がだるい、といった症状もあるらしく、朝、起き上がるのがつらい、というくらいに体がだるかった日もありました。

禁断症状の出かたなどは人それぞれでしょうが、ニコチンを皮膚吸収しているからか、吸いたいという症状やイライラは最初の三日ほどで楽になってきましたが、口さみしくてつい、食べてしまって、いっきに五キロほど太りました……。
普段はあまり間食をしないのですが、禁煙をはじめて10日ほどはとにかく異常だろっていうくらいに食欲がでてしまい、食べたいという衝動をセーブするのが大変でした。

これまで煙草の弊害として接収した栄養素も無駄にしていた部分などもあるかと思うのですが、それれがうまく吸収されるようになってくると、いつもと同じカロリーをとっていても、吸収率がよくなれば、当然、体重も増加するわけで……。

このままではヤバイ!!
ちょっとダイエットでもするかーと、いうことになり。

…………




ふぁぁぁ



眠い……
ねむい……

ねむいです…………



というわけで、以下次号!!!!



◆ここのところ、ちょっと体力つけようと、散歩がてらコンビニまでのんびり歩いてお買い物へいくことが多くなりました。

……それさえしていなかった日々を振り返ると、ほんと恐ろしいことですが。

ポニテにしてる髪が背中の真ん中くらいまであって、髪を縛っていても首筋がものすごく暑い。
もう、切ろう、もう切っちゃおうって、毎回思うのだけど、実のところ、気に入った美容室があまりにも遠くて、なかなか行けない。

近場の美容室だと思うようにならないのがわかっているので、やっぱりいけない、という悪循環をくりかえし、結局、毛先だけ自分で切っているうちに、なんだかすごい長さになってきてました。

夏の日に、この髪の長さは凶悪だ。

買ったばかりのグラディエーターサンダルが、やっぱりちょっとサイズ大きめだったからか、すこし歩きづらい。疲れてきて、足がむくんできても大丈夫なようにって思ってこのサイズにしたけれど……、大きすぎ。

なんてことを思いつつ、お気に入りの日傘をさしてぽてぼてとあるいていると、ようやくコンビニに到着です。

散歩が目的なので、実のところ買うものなんて決めていなくて。
コンビニの前で、日傘をさしたまま、隣のグラウンドを囲うように植えてある桜の木をしばらく見つめていました。

緑がすごく濃い。
触るとちょっと堅そうな葉の感触とか想像しつつ、この炎天下で遊んでいる子供たちに、脱帽……。すっごい元気に走り回ってる。町内の野球チームかもしれない。

買うもののないコンビニにきても、用事がないので、方向転換して帰ろうかしらと思ったら、ドアの窓ふきをしていた店員さんが、扉を開けてくれて

「どうぞ」

と、ニッコリ笑顔で微笑んでくれた。

笑顔を向けられちゃうと、こっちだってつい笑顔になっちゃう。

わたし、何を買うのかしらー、と思いつつ、「ありがとー」って返して店内へ。

中に入った途端、ここはオアシスかってくらい気持ちよかった。
適度にきいたクーラーが、肌にまとっていた汗を急激に冷やしてくれる。

ふだんからふらふらと店内を物色する、という癖がないので、ふと目にとまった、入口左側にあるアイスボックスへと向かう。

あれれ、ストロベリー味はないのかーと思いつつ、けっきょくチョコレート味のアイスを選んだ。
せっかく来たのだから他にも色々みればよかったのだろうけど……、買うもの決まったらなんかもういっかーって気分になって、そのままレジへ。

昼を過ぎた時間帯だったけど、レジの前には数人の人が並んでいた。

そのときちょっとめまいがして、その場にしゃがみ込んでしまったら、さっき扉を開けてくれた店員さんが「なにかおとしましたか?」って訊ねてくれた。

お金でも落としたように見えたらしいので、しばらくして落ち着いてから「ありましたー」って答えたら、やっぱり笑顔で「よかったです」といってくれた。

しゃがみこんでいるあいだ、わー、血がどんどんさがってくーって思いながら、前にいる人たちのお会計が次々とおわっていく。

レジに入っている店員さんの「ありがとうございました」は聞こえるのに、お客さんの声はほとんどしない。

それが、ちょっと不自然。

手にしていたアイスが溶けかけていないかなって、心配しつつ、なんだろ、この違和感って思いながら、お財布からお金をだしてちいさな袋に入れてくれたアイスを受け取って「ありがと」っていったとき、さっきの違和感に気づいた。

ほんとに偶然かもしれないけど、レジでお金を払って商品を受け取った人たちがだれも「ありがとう」って云ってなかったんだ。

わたしは耳があまりよくないので、単にわたしにだけ聞こえなかっただけなのかもしれないけど……。

どちらにしろ、届かない「ありがとう」は、ちょっと淋しいねと、思ったわけで。

帰り道、陸橋の上から写真を一枚とりました。


あたしの町。

動脈みたいな道路がまっすぐにのびていて、目新しいもなんか何もない、あたしの町。

こんな炎天下でも元気に走り回って大声をだして野球をしている子供たちが遊ぶ町。

わざわざ扉を開けてくれる、親切な店員さんがいるコンビニがある町。

届く「ありがとう」と、届かない「ありがとう」がある町。


どこにでもありそうで、けっきょくここしかない、そんな町。



「ありがとう」は、やっぱり、届けたほうがうれしいな。