離婚後8年経ってもまだ裁判をしている。。。 | 国際結婚の行く末: 在アメリカ 国際離婚とハーグ条約

国際結婚の行く末: 在アメリカ 国際離婚とハーグ条約

国際結婚をする前に、国際離婚についての知識があればよかったと思います。あったら、してなかった。

今日は、アメリカに20年もすむ、台湾人のお友達のお友達という人から電話がかかってきました。

別居して10年。離婚して8年。

まだ、親権裁判は続いているそうです。

今までいろんなことがありましたが、基本的には、母親が主で育ててきたそうです。


お子さんは、国外には年に一度出ることが認められ、台湾人だからでしょうか。全世界に住んでいる家族や親戚のもとに夏休みの2ヶ月は旅行をしていたそうです。

そんな夏を8年間過ごした矢先。



今年の夏、アメリカに戻ってくると、いきなり、子供に対しての接近禁止命令が出されました。

8月の末から、今まで、子供に会えたのは、第三者の立会いのもとで、合計で10時間だそうです。


理由は、「子供を誘拐する可能性がある」。



誘拐する可能性があるかもしれませんが、毎年、アメリカに戻ってきてるんです。まじめに、裁判所命令を守り、子供のために、この地に住んで頑張っているんです。

8年間も実績があるんですよ。


今年だって約束どおり帰ってきたんです。


信じられません。

私も他人ごとではないです。明日、まったく同じことが起こっても不思議ではない。「母親は子供の日本のパスポートを持っているから子供を誘拐する!!!」と言われるかもしれない。




さて。

このような状態になったらどうしたらいいでしょうか。


まず、スタートラインにたたなくてはいけません。

つまり、子供の台湾国籍(なのかよくわかりませんが)を捨てて、アメリカ人になる。

自分も、母国の国籍をすてて、アメリカ国籍になる。


これで、やっとアメリカ人として、父親と平等になれます。



お子さんは、13歳。

突然、引き離されてどう思っているのでしょうか。



母乳で育っている赤ちゃんにでも、同じような話を聞きました。

これが子供の最善の利益でしょうか。




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この台湾人のケースの話をしたとき、別の友人はこういいました。

「母親の中国語教育がイヤでイヤで仕方がなかったんじゃないの?」

「男のこだし、中国語を勉強しなくてもいいっていう、父親のところに住みたかったんじゃないの?」


この意見を聞いたときは、絶句しました。そんな考え方もあったんだ・・・と。


確かに・・・・・それもあるかもしれませんよ・・・・

アメリカに日本語補習校があるように、中国語の補習校が毎週土曜日にあります。それにももう行っていません。

夏休みの2ヶ月台湾や他の国に行くといっても、中国語の現地校に毎年行っているそうです。(数週間だと思いますが)



これが、アメリカで離婚家族で育った子供は、親をコントロールし始める、ということなんでしょうかね。。。。。


行きたくないのであれば、母親と話し合って辞めればいいのに。

それとも、裁判所命令で、行かなければならなかったのか。

子供が台湾に行きたくないから、母親に対して接近禁止命令を出すわけですね。。。。。




家族のきずなってなんでしょうね。。。。