こんばんは。

 

このブログ・エントリーは「離婚したい?」と思ったすべての人に贈る気持ちで書いています。

 

「離婚」っていう二文字はいろんなことを思い返すに十分なインパクトを持っていると思います。

 

初デート、初キス、初旅行、独身パーティーを開いてくれた友人、結婚式、来てくれた友人、来てくれた上司、ご祝儀、旦那さんのお母さん、旦那さんの実家に初めて行った日のこと、「あなたも家族だよ」って言ってくれたおばあちゃん、かわいいねって言ってくれたおじいちゃん、お金を貯めて行った新婚旅行、初めて二人で住み始めた新居、家具の配置でもめたこと…

 

そんないろんな思い出が降りかかって、「離婚したい?」なんて思う自分は、そんな日々の美しい思い出を汚すんじゃないか?

 

社会的な地位を失うんじゃないか? ローンは? 子どもたちは? そんなふうに思う自分は罪なんじゃないか?

両親の期待に応えなければいけない? 神父の前で、神主の前で、誓ったのに? お金はどうする?

 

崇高な誓いから友人関係から現実的なお金の問題まで、一気に押し寄せてくる、それが「離婚」だと思います。

 

なぜでしょう?

それらはすべて、過去のことであって、現在の自分を支えるものではありません。

 

「離婚したい?」に至った些細なこと、はなんでしょう?

 

物を投げられたり、殴られたり、避妊されなかったり、不貞を認めろと迫られたり、不貞相手との子どもを認めろと言われたり、生活費を入れなかったり、行動を監視されたり、あなたは何もできないと言われたり…休日なのに身体が起こせない、何の気力も出ない、このまま死んでいくのだろうかと思う、そうした自分の感情や身体や精神をコントロールされている、相手との対等な状況がないこと、そして、その状況に対して文句を言えないこと、もしそんなことがあったなら、それはもう、DVであると言えます。

 

アザができるまで、火傷するまで、妊娠の可能性を伴うまで、メンタルの障害を患うまで、そうまでして我慢することは何もないと私は思います。

 

私たちは、自由に幸せを追い求める権利のある、自立した個人だからです。

 

離婚して、やっと、今、そう思えます。だから、渦中であれば難しいこともわかります。

どんなに暴力的な相手であっても逃れられないんです。

しかし、「離婚したい?」の、自分の中にあるわずかな心の揺れを見逃さないであげてほしいとも思います。

 

私はDVの末の審判離婚でした。身の危険があり、裁判所に調停のために出向くこともできなかったので、遠隔で調停を実施し、裁判官に離婚の審判を下していただきました。結果的にこの離婚のスタイルを取ることになったのですが、同じような状況にいる方のために、いくつか具体的な対処法も同時に書いてみたいと思います。

 

1)法律を恐れない

警察、司法、国指定支援機関、行政、すべてあなたの味方です。

まったく遠慮せず、メールや電話で問い合わせ、または直接窓口へ行っていただきたいです。

相談履歴はのちに、法的には、証拠としても効力を発揮します。決して無駄になることはありません。

あらゆる相談窓口で一からご自身の状況を伝えるのに、ものすごい体力を必要とするでしょう。フラッシュバックとの戦いも大変厳しいものです。それでもあなたは、一人ではありません。自助グループなどにも可能であれば行ってみて、ご自身の体験をシェアされたり、他の方のエピソードを聞いてみることで、本当に一人ではないということを実感されるのも、一つの方法かなとも思います。また、DV法や過去の判例を学ぶことも、役に立つはずです。

そして、最後に、法律はあなたに味方します。相手がどんなにあなたを貶めたとしても、法律は厳格に相手を裁いてくれるでしょう。

 

2)医療にかかる

臨床心理士やセラピスト、カウンセラー、精神科医にご自身の心身の不調を訴えていくことは、ご自身の回復にとって、役立つものと思います。

そして、こうした受診履歴もまた、証拠能力を有します。もちろん、これらは、証拠のために通うものではありません。むしろ、証拠取得のために何年も通うことができるでしょうか? 私はできないと思います。本当に、心の底から、回復を祈るからこそ、通っているのだと思います。

逆に、1回の受診で診断書を発行するような医者は全く信用できません。たった30分や1時間のカウンセリングで、医者はあなたの何をわかるのでしょう? 患者の回復ではない、別のところに関心がある医者だと思います。

 

3)弁護士に頼らない

弁護士の主な稼ぎの源泉は、勝訴した際に相手方から支払われる慰謝料や賠償金です。これは、弁護士が「あくどい」のではなくて、司法システムが弁護士にそうさせていると言えます。弁護士が悪いわけではないのです。

ですので、弁護士は離婚させようと、相談者に対して勧めると思います。その方が稼ぎがいいからです。しかし、あなたは最初から離婚を決意しているでしょうか? 必ずしもそういう状態ではないと思います。そして、場合によっては復縁の方が良いというケースだってあり得るでしょう。様々な選択肢とそれに導かれる未来にあるのに、離婚一択で、「相手から賠償金や養育費をもらいましょう」と勧めてくる弁護士については、いったん判断を保留した方が、幸せになるケースもあると思います。

 

4)相談者を見つける

様々な方の様々な意見を聞くことで、視野が広がります。友人、行政支援、民間支援、離婚のまたは復縁、あるいは本… 道しるべとなる方は、古今東西たくさんいらっしゃいます。

差し迫った、今にでも張り裂けそうな思いにある中で、心を開いてそういった方につながることは難しいとは思います。それでも可能な限り、あらゆる方の意見に広く耳を傾けることが、今後10年、20年先のご自身の幸せを見据えたときの、ベストな選択肢を考える際の一助になると思います。個人的には、JAFAREC(日本家族再生センター)をお勧めします。民間団体ですが、長年、クライアントの幸せだけを考えて支援実践しています。

 

 

 

5)男女平等である

そして最後に、男女は平等です。傷ついた自分自身を認めるとともに、傷つけたかもしれない自分の行為を振り返ることも、将来に同じことを繰り返さないために必要であると、私は思います。女だから守られるべき、男だから養育費を払え、という、「男はダメ、女は良い」では自分の人生が前進しないのではと思うのです。最終的には、守りを必要としない、自分で自分の主張をできる、強い女になっていくことで開ける未来もあると思います。

例えば、配暴法は被害者の女性の住所を秘匿します。私もこの制度は使いました。でも、そもそも、なんで隠れる必要があるんでしょう? どうして堂々と生きていくことが許されないのか? 私はいつまで「被害者」なのか? 一生? 暴力を振るった相手から逃げるように生きていく人生を私は踏みたくはありません。これは、私も、今後どうやっていったら良いか、現時点では結論が見えませんが、闘っていこうと思っているところです。

 

 

ここまでブログ・エントリーを読んでくださってありがとうございます。これが何かの一助となることを願うばかりです。