はじめまして。kokoです。
はじめましてのブログですが、あえて重いことを書きます。
なぜかというと、私がこのブログを始めたきっかけが、そのことについてどうしても一人で抱えたくなかったからです。
私は現在海外の大学に留学しているのですが、母とはちょこちょこ連絡を取り合っています。
母は今日電話で私にこんなことを言いました。
「ねえ、パパがママに何も知らせずに、iphone8買ってるんだけど。しかも、電話番号も教えてくれてなかったし。」
父は高知に単身赴任していて、その日は高知から実家の東京に帰ってきていました。
私はすかさず、
「なんで買ったこと言ってくれなかったのか聞いた?」
と母に尋ねました。母はもちろん聞いたそうですが、しどろもどろしていたそうです。
さらに、母から聞いたところによると、父は最近ダイエットを始めて、炭水化物である米を食べなくなったそうです。
さあ、お気づきだと思いますが、これは確実に浮気の前兆ですね。新しいケータイに、急なダイエット宣言、、、
正直言うと、こうしてブログを書いている今も、混乱しています。
母は、別に離婚してもいいと言っています。私は、離婚はしてほしくはないですが、こういう離婚する、みたいな状況が何度かあった時、ある啓蒙思想家の先生に言われた言葉を度々思い出しています。それは、
「他人は、他人。自分は自分。自分以外は他人以外のなんでもない。」
という言葉です。単純に見えて、心に冷たく響いたのをいまでも覚えています。と同時に、その言葉で少し安心したのも覚えています。
今までは、家族は他人じゃない、絶対的なストリングが欲しいと思ていましたが、それを聞いてからは、他人の人生は他人が決めることだから、自分が決められることではないと少しずつ自覚するようになりました。
あとはですね、今私は大学でジェンダー学を先行しているのですが、男女間での結婚についてとか、女性の低い立場について、自分の家族を基に考えるようになりました。
例えば、なぜ浮気率は男性のほうが圧倒的に高いのか、そもそも結婚という制度は人間に適用されるべきなのか、など。
一夫一妻制と制度で縛られているから、男性は余計その制度からの縛りを感じ、浮気してしまうのでは?そもそも生涯一人のパートナーを愛するのは、倫理的なこと考えなければ、無理があって、男の人が浮気の行動にでてしまうのは仕方ないのかもしれない?
もちろん、私は、日本人なので、生まれてから今まで、一夫多妻制(またはLGBTの人ならば、一夫一夫制、一妻一妻制)が当たり前だと思って生きてきましたが、ここに来て最近考えるようになりました。
結婚とは? 恋愛とは? 自分とは?
自分について、自分が何者かを知っていかなければ、この結婚や恋愛についても理解できないはずです。なぜなら、自分のこともまともに分からない人は、相手への理解をしようとしない、そういったややこしいことを避けて、恋愛をし、結婚してしまうからです。
よくいるカップルの例でいうと、肉体関係から始まって、短期間で別れるカップルです。
こういう人たちは、自分自身を全く顧みず、常に今その瞬間のことしか考えられていない愚かな人間です。だから、相手のことも理解しようとしない、理解できなくて、喧嘩になり、すぐ別れてしまう傾向にあるのです。
まず、自分が思い出せる限りの過去まで戻って、一から記憶を振り返るといいでしょう。自分は、あのとき何をいってどういう風に行動したか、相手の反応はどうだったか、その時の自分の心境はなんだたか、と深く考え続けてください。 そしたら、自分を少し振り返れるはずです。この話は、いったんここまでにします。また今度のブログで書きたいと思います。
とにかく、自分は自分、他人は他人、で割り切ろう、と思ったのですが、そうもうまく割り切れる人間でもありません。だって、ずっと一緒にいた家族なんですよ。楽しい思い出のほうがよっぽど多いのに。憎しみだって芽生えています。家族への裏切り行為だ、と。
この二つの感情に挟まれています。どうこのカオスな感情をコスモスに変えられるんでしょうか?
哲学書でお勧めがあれば、教えてください。
koko