わたくしが影絵屋の仕事をやってた頃の話でございます
その日は釘問屋街の奥で屋台を停めての一席でございました
まだ工事の需要も多かったので、あの辺りは人通りもあり
少ないけど子供たちも数人、集まってきました
わたくし、最初のうちはいつも通りこなしておりましたが
途中で急に頭がしびれてきたんでございます
次第に首や、手も、体中も、
目まで万華鏡みたいな模様が見えてきて焦りました
一体 どうしたもんか
芝居は続けつつ、ふと隙間から客人たちを覗いて見ました
お客人が少なければ ちょいと休めないかと思いましてね
一番前に双子の女の子がおりました
よく見ると体が透けておる
影もございません
二人とも妙にゲタゲタ笑い転げておるのです
ずっとです
後のことは憶えておりません
もちろん、あの問屋街には二度と近寄っておりません
---------------------------------------------------------
※久々に体の調子が良いのでスキをついて描いたった。
2008年のスケッチに描きたしての完成。
17年もかける絵じゃなかろw
このあたりの雑種スケッチから始末していこうと思う。
2026.2.14 りきさぼてん







































