理系女子アドバイザー 秋田直美のブログ

理系女子アドバイザー 秋田直美のブログ

大手化学メーカーの研究所でバリバリ実験する研究者だった私の
“リケジョを応援するためのブログ”です

リケジョへの道のり、そしてリケジョの日常や恋愛・結婚・その後の行く末までリアルに書きます 
☆リケジョに関する疑問質問なんでも受け付けます☆




2014年11月 初めての著書を出版しました!

『娘に「リケジョになりたい!」と言われたら』(ダイヤモンド社)


注目を集める“リケジョ"の世界を様々な角度からリアルに紹介!!本書の為に独自にとったアンケートから見えるリケジョの未来は・・・?

「わが子をリケジュの道に進ませたい」と考えている親御さんはもちろん、 女性研究者を目指す学生さんにも、ぜひ読んでいただきたい一冊です。
Amebaでブログを始めよう!

長らく何もブログを書いていなくて



読んでいただいた方には本当に申し訳ありません

 

 

 

本を出版させていただいていてからもう5年が経ちました

 

 

 

2年前から全くUPしていないのにいまだに毎日私のブログを読んでいただいている方がいることに本当に感謝しかありません

 

 

 

私自身、研究者の道を離れ理系女子アドバイザーと名乗っておきながら今現在のリケジョにお会いする機会も減りなにかを発信することに躊躇してしまいブログから遠ざかっていました

 

 

また、気持ちの整理がつかなくてなかなか書けなかったという理由もあります




 

でも最近になって自分の中ですっきりしたので今更ですが「あとがき」としてリケジョだった私のその後を書きたいなと思いました

 

 

 

 

本のレビューや感想をお寄せいただいた中で



 

「著者が結婚退職して専業主婦になっているので職歴構築の参考にならない」



 

というコメントをいただき、それに答えられないことをすごく申し訳ないなと思ってました

 

当然の疑問だと私自身も思っています

 

 

 

当時、私が正社員として研究者なり、何かの仕事に就かなかった理由を本に書けなかったのは理由があります

 

 

 

私は不妊治療の真っただ中にいたからです

 

 

 

仕事を辞めたのも、


元々


 

妊娠したいなら治療が必要

 

 


婦人科のお医者さんに言われていた身であったので夫の転勤により片道4時間はかかる距離で週末婚していては絶対授からないと思ったからでした

 

 

 

仕事は年齢を重ねてもまたいつか再開出来るかもしれないけれど




不妊治療は年齢を重ねれば重ねるほど確率は下がる



 

仕事のキャリアのために子供のことを後回しにして後悔したくない



 

そういう気持ちでした

 

 

私の友人には子供を持たないという選択をしている人もいますし、子供を何人も産んで産休・育休を経て復職している人ももちろんいます

 

 

けれど


私たち夫婦は子供のいる家族を望んでいたし

 



結果はどうあれ


不妊治療するという選択をしたのです

 

 

1年半ほどの短い治療期間で子供を授かることが出来たのは本当に人生で一番の幸運だったと今でも思っています

 

 

 

東日本大震災直後

 

たくさんの方が亡くなって

まだ捜索が行われている中



治療の予定があり



そんな中



不妊治療に行く自分は果たして正しいのだろうかと何度も考え葛藤しました

 

 

けれど


日本が混乱していた中

 

息子を授かりました

 

 

 

本の原稿は元々会社員時代に考えていた内容を退職後に一気に書いたものですが、出版された時には子供を授かりもう2歳になっていましたので内容を修正してあとがきなどを加筆しておりますが、



当時はまだ



書けませんでした


 

 

出産後もなるべく若いうちにとすぐに治療を再開し数年通い何度か妊娠しましたがいずれも早期に流産し出産には至りませんでした



秋田でも大阪でも何度も病院に通いましたが、願いは叶わず

 


 

息子は現在小学2年生

 

 

私自身、息子を産んだ後も働きたい



リケジョとしてまだまだ何かできるという思いが強かったのですが

 

注射に何日も通ったり

採卵の日が急に決まったり

ホルモンバランスが崩れて体調が悪かったりで責任ある仕事に就くことは無理な状況でした



 

 

自分で書いた内容に色々なご意見をいただくのは当然で、むしろとてもありがたいなと思っています

 

だからこそ

 

「リケジョの将来は明るい!」と書いたのに

 

筆者自身が専業主婦じゃ説得力がない!

 

というご意見にはいつかちゃんと答えたいと思っていて

 

 

ずっと心に引っかかっていました

 

 

今は不妊治療にも区切りをつけ

 

一人の私としてまた歩きだしたのであとがきとして書き記しておきたいと思います


 

 

リケジョのその後として面白い報告ができるように頑張ります

 



 

長くなりましたが最後までお読みいただきありがとうございます

 

 

 

追記


もしかしたら、


拙著  「娘にリケジョになりたいと言われたら」が海外で翻訳出版されるかもしれません



国を超えてどなたかのお役に立てれば幸いです




 

 2019年6月5日    秋田直美

 

 

 

 

 

 

今や奨学金を借りる学生は全体の40~50%

多くの人が利用する日本学生支援機構の奨学金ですが、現在は卒業後の収入に関係なく借りた金額に応じて返済額が決まります。


しかし、卒業後思ったような収入が得られない場合も多く、奨学金の返済困る人も多いのも現実です。




事実、私が研究者として就職した時、周囲の若手研究者の7~8割が奨学金の返済をしていました。それは正社員の研究者はもちろん、技術系派遣社員も同じ状況


収入に開きがあるのに、返済額は同じですから、やはりその負担感は相当な物。


そんな中、現在文部科学省が「所得連動返還型」の新たな仕組みの奨学金の導入を検討
しているそうです!!


確かに、卒業後企業に就職せずにアカデミアの道を選ぶ人は収入が安定しない場合も多いですし、企業に就職したとしても上に書いたように正社員と派遣では大きく収入が違いますので理にかなっていますよね。


私ももちろん大学院士課程の2年間奨学金をもらっていましたので就職してから返済していました。利子なしの第一種だったのですが、やっぱり結婚するときに借金があるというのはよくないだろうと思い頑張って一括返済しました。


その後仕事を辞める事になった時、やはり奨学金の返済がもうなかったので気持ちが楽だったということはあります。
(貯金もあまりなかったですけど)


大学時代の友人も、結婚するときに相手のご両親から「奨学金と言っても借金ですからね・・・」と渋い顔をされた、と苦笑いしていたのを思い出します。

その友人は結婚しても仕事を続ける予定でしたし、特に問題ないと思ってさらっと話してしまったそうですがやはり受け取り方は様々。


女性に限らず男性も奨学金を借りる時は借り入れる金額をよく考えましょうね。

アルバイト出来る時期にまとめてアルバイトして借り入れを抑える、また、大学院進学の際に借りる場合は親の所得に関わらず院試の成績の上位者は第一種を借りることが出来ますので受かればいい、とならずに上位を狙って努力することも将来に大きく関わることもお忘れなく。



このニュースを聞いて思ったのは、日本の奨学金はどうして貸与型がほとんどなのかな、ということ。

返済の必要のない給付型がもっとあってもいいのに。


海外の友人と話していると給付型がもっと多いように感じます。
(もちろん成績優秀者ですけど)


とにかくまだ検討中のこの新制度、是非実現してもらいたいですね






年末から年始にかけて咳がひどくなり、マイコプラズマ肺炎と診断されました・・・。


近年マイコプラズマ肺炎が増加しているそうです。



実は私、マイコプラズマ肺炎、2回目です。


初めてマイコプラズマ肺炎にかかった時、
研究所で新薬の研究に携わっていた頃で、ただの風邪と診断されてから2週間、
止まらない咳と微熱で仕事も出来ず、泣きながら病院に行ったのでした。


その時、マイコプラズマかもしれないからこれ飲んで下さい。
もしそうならすぐに良くるはずです


と、渡されたのが クラリスロマイシン


飲み始めるとみるみると良くなって、久々の出社!!

同僚に話すと

「俺大学でマクロライド系の研究やっててさー
なつかしー!
その辺の(実験の材料を保管する)サンプル瓶にクラリスあるはずだよ~

薬なくなったらそれ飲んだら?笑」


と言われてなんというか・・・とても感動したのを思い出します。
(勿論実験室のクラリスロマイシンは飲みませんでしたが)


薬の開発には何年も何十年もかかったりするので、日々の自分の研究しているものが本当の薬になるなんて実感はなかなか湧かないので



私を劇的に治してくれたクラリスロマイシンもこういう研究所で他の化合物(化学物質)と共にサンプル瓶に入ってた頃があったんだなー

と妙に実感したという感じです。


さて、そして今回の2度目のマイコプラズマ

実は症状や咳の感じからマイコプラズマじゃないかという自覚があったのですが、クラリスロマイシンを飲んでいるのに全く良くならず、もしや結核?とかここ数年ちゃんと健康診断に行っていないことを思い返して重病説を勝手に信じて心も弱気に・・・


年明けに、もしや悪い病気じゃ・・・と病院を死にそうな顔で受診したところ


「マイコプラズマ肺炎ですね」


と。


いやいや、クラリスロマイシン飲んでますから!


と答えると、


「おそらくマイコプラズマのクラリスロマイシン耐性菌ですよ。
近年この耐性菌のためにマイコプラズマ肺炎にかかる人が増えていると言われるんです」




と。




よかった、肺炎じゃなくて、という安心と共に


新薬の研究に携わっていた研究者として耐性菌を疑わなかった自分が恥ずかしい・・・


という気持ち


そして、初めて耐性菌の脅威を体感して、そういうものと戦ってた頃、研究者だった頃を思い出しました。


抗生物質を処方されたときはしっかり飲みきってらないと免疫がしっかり細菌を退治しきれず、耐性菌が残ってしまう原因となります。皆さんもお気を付け下さいね。






しばらくぶりのブログUPですが、ゆるネタです


実験系リケジョなら毎日触るもの


それはフラスコやビーカーなどのガラス実験器具!
手触りや耐久性など、長年付き合っていると同じ器具の中でもお気に入りが出来たりもします。

何故か手にしっくりくる・・・・みたいなドキドキ


大学の研究室にいた頃、ビーカーで麦茶を飲んでいる先輩を見てドン引きした私ですがあせる



周りにドン引きされずにあの使いご心地をおうちで体験できるものをご紹介します


VISION GLASS
というものをご存知でしょうか?


こちら我が家のビジョングラス







インドの理化学機器メーカーBOROSIL社が製造するグラスでオンラインショップや雑貨屋さんなどで取り扱われています。



まさにビーカーのような手触りと耐久性、耐熱性!!


子供が床に落としても簡単には割れませんし
直火OK
オーブンOK


実験器具だと当たり前?


しかもおしゃれです (笑)



我が家では「オシャレコップ」と呼ばれています・・・。


気になる方はこちらから↓↓

VISION GLASS

お久しぶりです

理系女子アドバイザーの秋田直美です。

約一年間、ブログの更新を休止しておりましたがこの度再開することにしました。

ブログを更新できずにいた間も毎日50人ほどの方が私のブログを読んで下さっていました。


本当にありがとうございます☆



このブログは完全に私の趣味と言いますか、おせっかいなおばさん的な感じで誰かの役に立てるといいな・・・と書いています。

そのブログを書くことに少し疲れてしまったことや、日々成長する3歳の子供ともっと向き合いたいと言う気持ちが強く、昨年から一年ほど更新を辞めていました。


閉鎖しようかとも思ったのですが更新しなくても毎日私のブログを読んで下さる方がいたので荒れないようにだけ気を付けて見守ってきました。


夫の仕事の都合により昨年秋田県から大阪に引っ越し少し環境が変わりました。まだ大阪生活が始まって数ヶ月ですが子供も幼稚園に少しずつ慣れてきて少し時間が取れるようになってきたのでマイペースに更新して行こうと思っています。


親子英語ブログ、大阪での英語サークルの立ち上げ準備などと並行してい進めて行くのでゆっくりとしたペースになるかと思いますがよろしくお願いします。





明けましておめでとうございます



実家でのんびり過ごしすぎたせいかなかなか生活のリズムが戻らず年明けのブログ再開が遅くなり申し訳ありません。


さて、年末年始は久々に読書三昧の日々でした。

子供がたくさんのいとこに遊んでもらって毎晩バタンキューで寝てくれるのでなかなか無い静かな時間を過ごしました。


子育て本からビジネス書まで色々買いあさって読んでいたのですが、その中で気になった話を紹介します


「働く女の胸のウチ」香山リカ だいわ文庫


著者の香山リカさんは精神科医で立教大学現代心理学部教授もされています。テレビや雑誌などのメディアにも登場されています。この本ではクリニックで実際に出会った患者さんや友人、学生など身近な女性を中心に起きた出来事などを書き綴っています。

その中で”性別を隠す女性研究者”という項がありました



香山さんの友人の理系研究者(女性)が女性である、というだけで良くも悪くも先入観を持たれてしまうことが少なくないので不特定多数の人が見るインターネットや自身のホームページなどは極力性別が特定されるような情報は載せない、という話



「数少ない女性研究者が頑張っているから、と甘やかされるのもイヤだし、女なのに生意気だ、と言われるのもイヤ 男だと思われていた方が面倒くさくないことは確か」


という友人の話を読んでわかるわかる、とうなづいてしまいました。


私自身も入社数年はそういう葛藤があったのを思い出します


「女は感情的にモノを言うからな」
「それって女の勘?」

と言うような言葉が聞こえてきたこともありました。


つい感情的になって話をした人がいた場合、男性だとその人の個性とか性格、と思われる傾向にありますが、女性の場合は”女だから”と言われることが多い


そういう状況を何度か経験して、

感情はなるべく出さない
論理的に
簡潔に
女の子っぽい話し方をしない

と、自ら女性らしさを出さないように出さないように、と努めていたのです。



でも、私よりも若い世代に女性が増えてくるとかなり雰囲気が変わりました。


研究所に女性が増えることで感情的に話す女性もいるけれど、そうでもない人もいる。失敗して「ごめんなさ~い」などとかわいい声を出す女性もいるけどそうじゃない人もいる、というように男性研究者にとってもサンプル例が増えたのだと思います。


つまり女性が増えることで様々なことが個性として捉えらえるようになったということなのでしょう。


香山さんの本に登場する女性研究者の年齢は明記されていませんでしたが、私と同じくらいかもっと年上、まだまだ理系の女性研究者が希少な世代かな、と想像しました。


考えてみると専門分野の論文(英語)を読むときに著者の性別を気にしたことは無いのですが、日本語の論文の場合、漢字がやたらと多くて読みにくいな~と思ったら大体男性が書いてるんだよね~と思っていたので先入観はお互い様なのかもしれません(汗)


こんにちは

札幌に帰省し、お世話になった方にご挨拶をしに伺ったり、書店巡りをしてあっという間にもう今年最後の日になってしまいました。


ブログを楽しみにしていただいている方には更新出来なくて申し訳ありませんでした。


今年はずっと温めてきたリケジョ本を出版することができ、こうしてブログも立ち上げて初めてのことにたくさん挑戦させていただきました。

思い起こせば昨年の10月か11月頃に今年やり残したことはないかな?と考えていたら何年も書きかけの原稿のことを思い出し、今年(昨年)中に何か具体的なアクションを起こそう!と企画のたまご屋さんに応募したことが出版のきっかけとなりました。動き出すまでは本当に企画が採用されるとは正直思いませんでしたが(苦笑)昨年12月にすぐ編集の方からご連絡をいただき、そこからどんどん話が進んで行ったのです。


当初は8月の出版を目指していたのですが、納得いくように出版社の方と作り上げた結果11月になってしまいましたが、校正にじっくり時間をかけられたのでとても良かったと思っています。


このブログももちろんですが、本にも女の子を育てている親御さんに伝えたいこと、リケジョを目指す高校生や大学生に伝えたいことを全て詰め込みました。想いはどちらも一緒ですが、本には独自のアンケート調査や様々なリケジョにご協力いただいた項目があるのが違いとなっています。


また、読者の方とコミュニケーションが取れる場を、と考えて立ち上げたブログもたくさんの方に読んでいただきとても嬉しく思っています。これからもマイペースではありますが、情報発信や質問にも答える場として更新して行きたいと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。

皆様良いお年をお迎えください。
来年もよろしくお願いいたします。


理系女子アドバイザー 秋田直美



こんばんは

理系女子アドバイザーの秋田です。
と言いつつも今日は理系とはあまり関係ない話を(笑)


バリバリのリケジョ(研究者)を経て今は秋田市にて子育てをメインに生活しながら活動させていただいています


その中で、最も関わりが多いのは「英語」というキーワードです


有機化学の専門知識は残念ながらあまり使う場所が無く、たまに家庭教師で高校生の化学を教える時くらいです。(しかも高校化学だと教えていないところまで解説したくてウズウズ)


でも英語は本当にあらゆる場所で活用できます

家庭教師はもちろん、小学校英語指導ボランティアを少しだけやらせていただいたり、そして何より!自分の子供に教えること!!


一応ご紹介させていただくと息子は現在2歳11か月


私自身は大学院生になってから英語(英会話)を本格的に学び始め、社会人になってからかなりの時間とお金を費やしました(汗)


そのおかげで?一応プレゼンを英語でやることも出来るようにはなったし、研究員の頃は海外の学会にも参加させてもらいました


でもRとLの発音の違いは聞き取れないし、NaomiのLiver(肝臓)はRiver(川)にしか聞こえない・・・ともアメリカから来た研究員にはからかわれたし、深ーい話は出来ない。


という苦い経験もあって、子供にはバイリンガルとかそういうレベルではなくて良いので、英語をコミュニケーションツールの1つにしっかりと身に着けてもらいたい、と思っています。



色々調べてみると、両親のどちらかが英語圏のネイティブ、とか海外暮らしが長くて、なんて状況じゃなくても日本でしっかりと日本人の両親のもとで子育てに英語を取り入れている人はたくさんいるんですね!


子育て英語
親子英語

なんてキーワードでブログを検索すると本当にすごくたくさん、みなさんしっかりと取り組んでいて読むと勉強になります。

親子で英語を!と積極的に考えている方は英語だけでなく、日本語や計算など様々なことにも気を使っている方が多いのでその点も学ぶことが多いのです。



長くなりましたが、

私が学んだ英語は主にビジネス英語とプレゼン用英語+トラベル英会話という感じ

で多少ぶっきらぼうでも正しく、明確に伝えることを心がけていました(実力もその程度)



でも子供に語りかける、愛情を示しながら話す英語は別物?という位違いを感じます。


子供に対して「ここに座ってね」と言うのに

Sit down please 

はちょっと怖いかも?言い方に愛情が足りない?!と言われて

Sit here nicely, OK ?

という言い方を学びました。


そんなわけで子育てしながら英語をやり直し、学び直しています

もちろん基本的な文法などはある程度分かっているつもりではありますが、子供向けの英語表現を学ぶとニュアンスの違いを改めて感じます


理系に進むには英語は必要

いえ、理系こそ英語!!


理系を目指す皆さんと私もまだまだこれから一緒に学びたいと思っています~!!



と言う決意表明のような雑談でした(笑)
今日はこのことを書かずに理系女子アドバイザーとは名乗れません(苦笑)



理研の記者会見が今日ありました

STAP細胞を作製することは出来なかった

という結果です。



STAP細胞は本当はあるのか?無いのか?という議論や本人はどう思っているのか?などの質問がこれまでも出ていましたが、今日も「STAP細胞は存在するのでしょうか?」という質問が出ていましたね

”STAP細胞はありません”と言わせたかったのでしょうか?


そういう質問をしている記者の方に対しては申し訳ないですが「全然わかっていないな」と思ってしまいます。


あるかどうかは誰もわかりません

ある!と主張し公表した実験では存在を確認できなかった。

これが事実です



本人が信じているかどうかは全く関係ない

信じている、なんて科学じゃないですよ



データが全てなんです


(ちゃんとした技術を持った科学者ならば)誰がやっても同じ結果が得られる
(ちゃんとした技術を持った科学者ならば)誰がやっても再現できる


これが科学的に証明するということです。


研究者は自分の研究テーマに対して仮説を立て、それを検証するための実験を組み立てます。予想通りの結果が得られなかったら実験に問題が無かったのか、別の方法は無いのかを考えていきます


その仮説に対して信じる気持ちと客観的にみなければという気持ちが交錯することはあるでしょう。けれど、データは嘘をつきません


そう、過去に200回以上成功したという実験を1回も再現できなかった


これが事実である以上、

「予想をはるかに超えた制約の中での作業となり、細かな条件を検討できなかった事などが悔やまれます」 

などという本人コメントなど何の意味もないし、今さら条件検討が必要な状況で論文投稿していたなんてそもそもおかしい!と強い憤りすら感じました




こんな状況で退職を認めた理研も早くこのSTAP問題に幕引きしたいという思惑を感じざるを得ないですよね


今年1月の華やかな小保方氏の記者会見で「理系女子」や「リケジョ」という言葉や存在が知られるようになったのは事実だと思います。

私のブログもそうやって知られるようになったのかもしれません。

でもやっぱりこんな形でリケジョが注目されるようになったことはすごく残念です。


ちゃんと科学している人はたくさんいますからね。

リケジョは面白い道ですよ


元気出していきましょう!!















本を出版させていただき早いもので一ヶ月以上経ちました!

書店で本を手に取ってくださり、
そのご縁でこのブログを見て下さっている方もいらっしゃるかもしれませんね♪


11月18日 FM秋田 ブンブン ラジオ出演 

 本の紹介、また出版に至った経緯などを詳しくお話しさせていただきました!


12月10日 秋田魁新報

秋田市在住の元メーカー研究員
「リケジョ」の実態紹介


というタイトルで本を紹介いただきました






読んでみたい!という方は下記をクリックするとpdfファイルが開きます

12月10日 秋田魁新報 「リケジョ」の実態紹介


Amazonでも読者の方にレビューを書いていただけたようです!!


本を買っていただいた方、立ち読みしてくださった方、ブログ記事を読んでくださった方などたくさんの方にリアルなリケジョを知っていただけたら幸いです!!

ありがとうございます~♪