こんにちは、山口りかです。
子育ての悩みを解決するための1つの方法は、
「親が子どもと年齢に応じた距離感を適切にすること」
と気付きました。
来年就職をする大学生と高校生の娘たちを育てながら、
20年以上個人カウンセリングを行ってきた私の主観ですが、
子どもの年齢に応じた親子の距離感の時期は
大きく4つに分かれると思います。
・「子どもが0歳から6歳の乳幼児期」
=「母親にとって母親第1期」
この期間は子どもにとって、
人生の土台ができる時期です。
家庭で過ごす時間がとても長く、
家族の影響を受ける時期です。
母親にとって、
子育てにかける時間もエネルギーも多い時期です。
・「子どもが小学校から高校まで」
=「母親にとって母親第2期」
この時期は子どもにとって、
家庭外の人間関係を学ぶ時期です。
学校やお稽古ごとやお友達など、
家庭外の人と過ごす時間も長く、
その影響も受けやすいです。
母親にとって、
子どもの成長に応じた距離を取って、
見守ったり手伝ったりする時期です。
・「子どもが高校卒業後自宅から出る(就職する)まで」
=「母親にとって母親第3期」
この時期は子どもにとって、自立を学ぶ時期です。
自分の価値観や目的に合う場所や人間関係で過ごす時間が増え、
その影響を受けつつ、
自分を見つめることも増える時期です。
母親としては子どもを見守り、
子離れをして自分に使う時間が増える時期です。
・「子どもが自立した後」
=「母親にとって母親第4期」
この時期、
子どもは子どもではなくなり、
自立した人になっています。
母親にできるは、
子どもの無事と幸せを祈る時期かもしれません。
そして、母親自身が幸せに過ごすことが大切な時期です。
私が考えたことを言葉にしてみました。
いかがでしょうか。
この基準で考えると、
私は長女にとって母親第3期、
次女にとって母親第2期です。
私自身は、
子どもたちへの対応と、
私の立ち位置が明確になった気がします。
お子さんとのコミュニケーションや
お子さんへの接し方に悩んでいる人がいれば、
お子さんとの距離感のヒントになると良いな~
と思っています。