こんにちは、山口りかです。
私達は色々な願いや要望を持っていますよね。
例えば、
・子どもに(自分の)言うことを聞いて欲しい
・配偶者に(自分の)言うことを聞いて欲しい
・経済状態や精神状態や経済状態などが自分の思うようになって欲しい
など・・。
でも、
願いが叶わなかったり、
願いとは逆の方へ進んでしまう。
ということは無いでしょうか。
私は20年以上個人セッションを行っていて、
セッションのテーマが、
「自分の願いとは逆の方へ進む方法を実践」という人は
とても多いことに気付いています。
「自分の願いとは逆の方へ進む方法」、
=自分の願いが叶わないようにしている人が多いということなんです・・・。
「自分の願いとは逆の方へ進む方法」、
=自分の願いが叶わないようにするというのは、
パターンがあります。
そのパターンとは、
「願い事や要望を【否定形】で言葉にしている」ということです。
例えば、
・子どもに対して注意をする際に
「走らないで!」「叩かないで!」と言う。
・自分に対してなりたい状態になるときに、
「イライラしたくない」
「太りたくない」
「人から嫌われたくない」
と、思ったり口に出したりする。
では、【否定形】だと、
自分の願いとは逆の方へ進むのは、なぜだと思いますか?
それは、
脳は、名詞や動詞を理解するからです。
それを証明する実験をやってみましょう。
「イライラしたくない」とゆっくり5回言ってみてください。
小声でも良いので、声を出して言ってみてくださいね。
「イライラしたくない」とゆっくり5回言ってみたでしょうか?
では質問です。
今、イメージしているのはどんなことですか?
こう聞くと、
ほとんどの人がイメージをしているのは「イライラしている」姿です。
人はイメージをした通りに行動をしようとします。
だから、
「イライラしたくない」と
思えば思うほど、
言えば言うほど、
イライラするのです。
このように、
「●●したくない」
「●●してはいけない」
のように、
否定形を使えば使うほど、
私達は、したくない・なりたくないと思っていることを実現させてしまうのです。
自分の願いが叶うためには、
願いを肯定形でイメージしたり話したりすることが必要です。
否定形を肯定形に変えてみましょう。
答えは一つではないので、例を紹介しますね。
・子どもに対して注意をする際に
「走らないで!」→「歩こうね」
「叩かないで!」→「イヤなら言葉で伝えよう」
・自分に対してなりたい状態になるときに、
「イライラしたくない」→「穏やかに過ごしたい」
「太りたくない」→「メリハリボディになりたい」「Mサイズの洋服をすんなり切れる体形でいたい」
「人から嫌われたくない」→「周りの人と心地良い距離感で付き合いたい」
自分の願いを願っている通りの名詞や動詞を使い、
肯定形でイメージしたり言葉にすると、
すんなりと自分の願いが叶う可能性が高いのです。
実は、
このように話すと、
「そんなの簡単!」や
「わかりました!」と言う人は多いのです。
でも、個人セッションで話を聞いていると、
無意識に否定形を使う人が驚くほど多いのです。
その理由は、
私達が、家庭や学校やお稽古事や職場やマスコミの報道など、
生まれてから何十年もの間、
否定形を聞き続け、否定形を話し続けているからです。
だから、
個人セッションでも、
最初の何回かは、
肯定形で話す練習をしています。
現在開催中の
東京オリンピックの報道でも、
このようなことがありました。
「自分の願いが叶う方法(その2)」に(続く)