面と向かって話をすると、どうしても言いたいことが全部伝えられなかったり、言い方がきつくなってしまうことがあって帰ってから後悔してしまうので、自分の気持ちを整理するために、お得意の文字起こしをしてみました。


長くなるし重くなるし怖いと思うけど、今私が思っていることを全部書くので最後まで付き合ってね。



まず今の客観的な状況について、手術後の経過は特に問題なく、産婦人科の通院は今月で終わりです。カウンセリングは、この前話した京都市の補助が出るところに週一くらいで通うことになりました。でも、カウンセリングにもたくさん種類があってアプローチ方法も違うらしいので、良さそうなところを自分で調べて、色々試して自分に一番合うところを見つけられたらいいなあと思っているところです。


カウンセラーの人には、今回のことがトラウマになって、同じ夢を見たり、寝付きにくくなっているから、少し様子をみて、それでも良くならなかったら、病院を紹介するから通院したほうが良いかもねと言われました。


私的にはそれは最終手段にしたいので、これも話したけど、休みの日や仕事終わりに整体行ったりマッサージに行ったりして、ちょっとでもよくなるように試行錯誤しています。



次に体調について、すごく落ち込んでたまらなくしんどい日と元通りまでは全然いかへんけど比較的元気な日があって、その差がすごく激しいので自分の体調と情緒に振り回されながら、毎日やり過ごしている感覚があります。


気持ち悪くない日は基本的になくて、ずっと胃がむかむかしているような感じは毎日あるけど、特にしんどい日は、この間みたいに吐いても吐いてもすっきりせずに苦しいのがずっと続く感じ。


ただ、そういう日は、自分的につらい光景を見た時や、誰かと話す中で悲しい気持ちになった時とか、原因が分かっていることが多いから、それが分かっているときは、まっすぐ家には帰らずに、寄り道してそこでひたすらトイレにこもって、ちょっとおさまってから帰るようにしています。しんどい状況で家に帰っても、親に心配かけてしまうし、おばあちゃん見たら余計しんどくなるだけだからです。


あとは夜にあまり寝付けなかったり、やっと寝られたと思っても夢をみて起きることがあります。その夢は決まって同じで、自分が病院にいて、最後に撮ったエコーの写真をみている光景で、いつもそこで悲しくなって起きます。それで、寝不足になって、頭が痛くなってまた気持ち悪くなっての負のループを繰り返している感じです。



次に、何がどう辛いのか、自分の今の気持ちを文字にして整理しようと思います。


まず一番辛いのは、このしんどさに先が見えないこと。いつか元気になるからと自分に言い聞かせて毎日過ごしているけど、そのいつかがいつ来るのか、もしかしたら一生この気持ちのままかもしれないと考えてしまうと、絶望で押しつぶされそうになります。


あと日に日に罪悪感が大きくなってきています。あの時はそれが最善だと自分に言い聞かせて決断したけど、決断してから手術まであっという間やったし、もっとちゃんと考えたら、違う選択肢があったんじゃないかとどうしても思ってしまう。


病院の先生もカウンセラーさんも、手術は法律で守られている権利で犯罪でもないからそこまで自分を責める必要は全くない、悩んで話し合って決めたなら、それがきっと正解だと思うと言ってくれました。


それでもやっぱり、私が仕事のことや世間体も気にせず一人でも産んで育てると決心して、恥も捨てて親に頭下げて相談すればこんな結末にはならなかった、命を奪うような決断が最善であってたまるかと心の底から思います。


この件に関しては、よっくんを責める気持ちはない。もちろん言われた言葉はショックではあるしできることなら一緒に育てたかったけど、最終的に決断したのは自分で、そんな自分がただただ情けなくてしょうがない。今さら後悔しても仕方ないと頭ではわかっているけど、それでも自分が許せなくて、それがとてもしんどいです。


毎朝目が覚めることに落ち込んで、それでも今日も乗り切ろうと思って気合いでごまかして過ごしているけど、ふとした瞬間に、どうしても普通に生きることが辛く思えることがあります。よっくんにそんなこと言うのはやめてって言われたし、絶対に言ったらあかんことは分かってるけど、ネットで楽に死ねる方法を検索して、でもどれも苦しそうやから、産む決断さえできひん自分がそんな行動を起こせるわけもなく、諦めて虚無感の中また生きづらい日常に戻ることの繰り返しです。


手を繋いで楽しそうに嵐山を歩くおなかの大きいお母さん、知り合いの出産報告や子供の成長記録のインスタ、自分が悪いのに全部見るのが辛い。


同じ部署に、2月に出産を控えている先輩がいてみんなの前で報告してた時に、いっぱいおめでとうって言われてて、ほんまはこんなにお祝いされるようなことなんやと気づいたと同時に、一回もおめでとうって言われへんかった自分のみじめさを思い知りました。先輩の報告も、幸せそうな友達の話も聞くのが辛いし、心の底からお祝いできずに被害者ぶってる自分が大嫌いです。自分が悪いくせに。今、友達と遊ぶのが辛いと言っている理由はこれです。


最後によっくんに思っていることを書きます。

私が今頼れるのはよっくんしかいないからって何回も伝えているけど、きっとそれはよっくんにとって重荷になっているんだろうということは分かっています。元々お互い都合よく楽しく遊ぶだけの関係だったのが、急にこんなことになってしまって、そんなつもりじゃなかったのに、と思う気持ちも重々分かっています。できることなら会いたくない気持ちも全部分かっています。


そんな状況で、よっくんにしか頼ることができない自分の情けなさも死ぬほど痛感しています。それでも私が会いに行くのは、今はよっくん前でだけ、気が抜けていつもの自分に戻れるから。


構えず、普通に日常会話をして、普通に笑えるのがよっくんの前しかないから、ほんまは嫌がられているやろうなと思っても、どうしても行ってしまいます。ごめんね。


正直一ヶ月で復活できる自信はないけど、今私が先の見えない辛さに苦しんでいるのと同じようによっくんもいつまでこの状況が続くかわからへんかったら辛いやろうなと思ったから期限を決めました。


いつも通りの私に見えるってよっくんは言ったけど、そう見えるのはよっくんと一緒にいるからです。

ラインでも電話でももっとしんどいのを伝えてほしいと言われたけど、ラインで伝えるには長すぎるし、電話は切ってから言いたいことが出てきたりするので、作文にしてみました。


こんなことになってしまった以上、今までどおりにならへんことは分かっているから、真剣に話し合うことも絶対必要やと思ってるし、何か思うことがあったらちゃんと考えるのでまた教えてください。


ただ、考えてもどうしようもないなって時は、今までみたいに普通に楽しく話せたらうれしいな。


そうやって、今までどおりを増やしていけたら、よっくんに頼らなくても、友達や家族とも今までどおりの関係に戻れるきっかけになるかなとも思っています。


辛い感情ばっかり書いたし、正直今は自分がこのことを乗り越えて幸せになることも考えられへんし、そんな資格もないと思ってしまっているけど

いつかもし、自分のことを許せる日がきたら、その時は可愛いお花を持ってお参りに行けたらいいな、そんな日が来るといいなとも思っています。


私が伝えたいことは伝わったでしょうか。


よっくんはよっくんできっと辛いと思うけど、優しくしてくれてありがとう。でも変な優しさで嘘つくのはもうやめてね。