地震の備えは万全でも、実際に大きな地震がきたら恐怖と不安で焦ってしまうかもしれません。自分の身を守るには、いかに冷静に行動できるかが大切です。地震が起きたら何をするべきか、しっかり頭の中でシミュレーションをしておきましょう。揺れている最中は慌てて外に飛び出したりせず、家具や照明器具などからしっかり頭を守りましょう。揺れがおさまったら、避難経路の確保と、二次災害を防ぐためにガスと電気のブレーカーをオフにします。自宅の建物が危険な場合は、速やかに避難しましょう。
■状況に応じて自宅避難か避難所へ行くか決める
地震の被害がさほど大きくなく、ライフラインも止まっていなければ、比較的早く通常の生活に戻れるかもしれません。しかし、被害が大きければ大きいほど、避難生活は長くなります。基本的に建物の倒壊の恐れがなければ、自宅避難が最も安全です。一週間分の備蓄品を用意しておき、支援物資の供給が安定するまで過ごせるのがベストです。もしも自宅以外で被災した場合は、交通機関がストップし帰宅できない可能性もあります。そんなときは最寄りの避難所へ行き、自宅に帰れるまで過ごしましょう。
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