ささやかな僕の抵抗。 -2ページ目

ささやかな僕の抵抗。

百合小説。48グループ好きです(.・v・)ノ
推しは北原里英ちゃん。
主にりのりえ さえゆき中心です。

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「おっはよー!!!」





あ、莉乃ちゃんがきた。今日こそちゃんと私からあいさつするんだ。


『…莉乃ちゃん…お…おは…よう』


「あっ!りっちゃん!おはよ!
りっちゃんの方からおはようって珍しいね」



初めて私から言えた。よし。
莉乃ちゃん今日の髪型お団子だった…かわいい…



私の斜め前の席に座る莉乃ちゃんは
いつもクラスの中心的存在で、
誰にでも優しくて、
明るくて、
成績もいつもトップ、



そんな莉乃ちゃんを
目で追いはじめていたのはいつからだろう…



授業中に居眠りしてたり
お昼休みに友達と楽しそうにお弁当食べたり
部活で走ってるところだって…



この気持ちが「恋」だと
気付きはじめたのは
ほんとうに最近のことかもしれない




でも、わたしはクラスの端っこで
ずっと本を読んでるような
目立たなくて地味な存在。


クラスには可愛い子がたくさんいる。


だから…莉乃ちゃんがわたしなんかを
意識してくれるはずもなく…




でも、やっと今日話しかけられた。
(と言っても挨拶だけど)



今日はなんかいいことありそうだなあ
なんとなくだけど思ってた。




--- キーンコーンカーンコーン




「やば!SHRはじまるじゃん!
…って…えええええ!筆箱忘れた…嘘でしょ」


ドジだなあ

でも他の子がすかさず貸してあげるんだから私なんかが貸してあげても…


そんなとき
「ねえりっちゃん、シャーペンと消しゴム持ってない?」


『えっ!?!?あ、も、持ってる!これでいい?』


「さすがりっちゃん!ほんとごめんね、ありがとう」


ぼーっとしていて一瞬
なにが起きたのかわからなかった。


1番お気に入りのシャーペンといちごの香り付きの消しゴムを渡した



まさか私になんて思ってなかったから
心臓が飛び出しそうで…


どうしよ、顔赤くなかったかな?
ぎこちなかったかな?






でもさ、
これってちょっとは莉乃ちゃんに
近づけたってことだよね?


そんなことを考えながら
前を見ると斜め前の莉乃ちゃんが
こっちを見ながら口パクで
「あ り が と」



あ、やっぱり好きだ…


たかがシャーペンと消しゴムを
貸しただけ…。

私はただのクラスメートなんだ。



でも
いつか私を選んでください…
いつか私に振り向いてください…