生涯、選ばれ続ける男の流儀。仕事とプライベートの境界を溶かす「モテ経営学」 -2ページ目

生涯、選ばれ続ける男の流儀。仕事とプライベートの境界を溶かす「モテ経営学」

「生涯」「選ばれ続ける」という長期的なベネフィットを提示。仕事だけでなく人生全体の充足を求める。

なぜ、正論を吐くほど部下はあなたから離れていくのか?

「どうして言った通りに動かないんだ」
「なぜ、こちらの意図を正確に汲み取れないのだろう」

部下や若手社員を抱える管理職の方から、このような愚痴にも似た相談を毎週のようにいただきます。
毎日のようにハラスメントの境界線を気にしながら、言葉を選び、会社が求めるKPIを達成するために必死にロジックを組み立てて指導している。そのご苦労は本当によく分かります。

一生懸命に会社のルールを教え、業務のセオリーを説き、真っ当な正論を語っている。
だからこそ、動かない部下に対して「自分の伝え方が悪いのか」「もっと分かりやすい具体事例が必要なのか」と悩んでしまうのですよね。

ですが、はっきり書かせてください。その「正論で部下を動かそうとする」アプローチを続けている限り、若手との距離は一生縮まりませんし、組織が本当の意味で機能することも絶対にありません。

なぜなら、あなたが正しいと思って叩きつけているその正論こそが、部下を静かに追い詰め、あなたから心を離れさせている元凶だからです。

今回は、巷のビジネス書が絶対に教えてくれない「正論の罠」を暴いた上で、あなたが目指すべき「一人の男として重宝される圧倒的プレゼンス」の作り方についてお話しします。

売るための小賢しい自社サービスの売り込みなどは一切しません。私にとっても、本気で人間関係を変える覚悟がない人に構う義理も時間もないからです。
ただ、職場のギスギスした空気に嫌気がさし、本質的なリーダーシップを学びたいという方だけ、静かに読み進めてみてください。


現場のリーダーが嵌まる「正論」という名の逃避行動

つい先月も、ある大手企業でマネージャー職を務める40代の男性が、私のところに苦しい胸の内を明かしに来ました。

「会社から提示されたマニュアルに沿って、若手にフィードバックをしました。何がダメで、どう改善すべきか、論理的に、1mmの破綻もなく説明したつもりです。なのに、その若手は翌日から体調不良を理由に会社を休み、周囲には『上司から抑圧された』と言い触らしている。私には、彼らがただ泥臭いことから逃げ、楽をしたいだけにしか見えないんです」

このマネージャーの男性には失礼ですが、私はその話を聞いて深くため息をついてしまいました。
なぜなら彼は、部下の「実態」を何一つ見ていなかったからです。

彼がやったことは、会社から与えられたマニュアルやセオリーという名のパッケージを、ただ目の前の生身の部下にそのまま流し込んだだけ。ジャンケンで例えるなら、相手の手がグーなのかチョキなのかパーなのかを観察することもせず、自分の頭の中だけで作った「最も形状が美しいかっこいいグー」をドヤ顔で突き出しているようなものです。

相手の手が分からないのに、よくもまぁ、強み(正論)を作ってぶつけられますよね。

納品された資料や、目の前の業務の数字だけを見て「ここが違う」と指摘するのは簡単です。それこそ、今の時代ならAIにでもやらせておけば朝にはフルオートでコンテンツの修正案を出してくれます。
しかし、そんなキーワードを詰め込んだだけの無機質な正論は、言われた側からすれば、ただの電子ゴミであり、言葉の暴力でしかないのです。

部下が動かない本当の理由は、あなたのロジックが間違っているからではありません。
「この上司は、私の抱えている痛みや葛藤に、1mmも興味を持ってくれていない」と見透かされた瞬間に、若手は心を閉ざし、思考のシャッターを下ろしているのです。


なぜ、巷のマネジメント論を学んでも孤立するのか

「格安のビジネススクールがダメなのは分かった。じゃあ、高額な管理職研修や、有名なインフルエンサーが語る組織論を学けば、この距離感は解消するのか?」

そう考える人もいるでしょう。
ですが、現実に目を向けてみてください。SNSで「知名度を上げろ」「セオリーを徹底して真似しろ」と叫んでいる自称マーケターたちの組織が、どうなっていますか?
彼らは一見、Win-Winに見えるWinの世界を作っているように振る舞いますが、その実態は、トップインフルエンサーや企業が手放したがるタスクの受け皿(下請け)に過ぎません。単純作業を魅力的に見せて依存心をくく成る、盲目な作業員を量産しているだけなのです。

そんな、ハナからあなたを使い倒すためだけに存在するノウハウに依存したところで、あなたの器が拡大することはありません。

ミニマムなスキルやノウハウをいくら暗記したところで、実際の現場で相手を目の前にしたら、頭が真っ白になって大恥をかく人が後を絶ちません。

なぜ真っ白になるのか?
本質的には、目の前の相手に興味がないまま、自分の欲しい結果(期待)だけを求めて会話をしようとするからです。そのパワーバランスの歪みが生んだ心的プレッシャーに、脳の演算能力が耐えきれなくなっているのです。

職場の人間関係も、これと完全に同じパラドックスが起きています。

部下の年齢や属性といった外枠ばかりを気にし、心理学のテンプレを使って「共感したポーズ」を取る。そんな、自分の中だけで辻褄を合わせた利己的なシナリオは、部下の目には「自分の評価のために、俺を道具(コマ)としてコントロールしようとしている」としか映りません。
だから、あなたと対話した後の若手の内面に「不快感」しか残らないのです。


専門家として重用されるな。一人の男として重宝されろ

では、僕らはどうやったら、この泥沼のラットレースから抜け出し、地に足をつけた自由な人間関係を築くことができるのでしょう?

答えは、あなたの「頭の中にある周囲像」を一度捨て、目の前にいる人間の性質と痛みを、徹底的に「観察し、洞察する」ことです。

部下が何時に起きて、どんなプレッシャーに晒されながら、既存の社内政治の中でどこに絶望しているのか。その実態を、データ(一次情報)として捉えにいく。これが本当の意味での「市場理解・顧客理解」です。

「あぁ、この上司は、私の弱点を分かった上で、無理に正論で潰しにくるのではなく、包み込んでくれる応援者んだ」
そう相手が肌感覚(印象)として納得したとき、初めて本当のラポール(信頼関係)が成立します。

会社から逆算された正論という武器を振り回し、替えの効く「便利なパーツ(重用)」として機能的に使い潰されるマネージャーで終わってはいけません。
見える世界ぶっちゃけ全員をあなたの味方に変えていく地力(総合力)を磨くのです。


これ以上の逃避を終え、圧倒的な「個」を再構築したい方へ

自分の脳みそと心の筋トレをサボり、楽なテンプレを求めるキリギリスのような輩には、これ以上伝える言葉はありません。他所に行って、一生下請けの民として納期にケツを叩かれる人生を送ればいい。
ただ、正しく人間を理解し、自分の意図通りに未来を選び直す「真っ当な志」を持つ方のために、水面下で地力を鍛え上げるための環境を用意しています。

なぜ、あなたの言葉は届かないのか?潜在意識と外見を統合する「影響力強者」への全記録