ある日、夫とニュースを見ていると悲惨なニュースが流れていた。
海外のニュースで大津波があって人がたくさん死んだということだった。
私は「うわ~、かわいそうに」と思わずポツリとつぶやいた。
すると夫は、
「関係ないよ。海外の話だろ?」
「こんなやつらなんて死ねばいいんだよ」
またある日、今度は日本で地震があったというニュースが流れた。
幸い、大事にはならなかったようで死人は出なかった。
すると夫は、
「なんだ、つまんねぇな。もっと死ねばいいのに」
「日本は人口が多すぎるんだよ。何人か死ねばちょうどよくなるんだ」
と言った・・・・・・・・
背筋が凍りつくような冷たいセリフ。
人間とは思えない。こいつは悪魔か。
1年に1度くらいはこういう話を聞かされるのだが、どうしてもこの考え方だけは理解不可能だ。
そのたびに、私は
「それは違うよ。おかしいよ」
とか、
「そういうこと言ってると自分の身に災いがおきるんだよ」
と答えるのだが、
「いや、いいんだ。俺にだけはそういうことはおきないんだ」
「もし俺のいる場所で地震がおこっても、俺だけは助かる」
という返事が返ってくるのだ。
いったいどういう根拠があってそういうことを言うのか・・・・
自分以外の人は全て死ねばいいというその考え方。
どうにも理解できないし、理解したくもない。
夫は思考回路が普通の人とは全く違うのかもしれない。