こんにちは

機能訓練指導員の清水です

今日も寒い日で

おまけに雨降りという

一日自宅でノンビリと過ごしたい

そんな気持ちになる日です

寒い日は無理せずに

出来ればノンビリ過ごしたいものです



さて、今回は最近の話題で気になった

記憶力とストレスの関係についてです

ストレスのせいで記憶力に

悪影響を与えている事が

マウスの動物実験で

明らかにされたようです



ストレスによって

記憶の固定が阻害される事は

今までの実験でも

報告はありましたが

どのような作用で

記憶の固定に悪影響が出るかは

明らかではなかったようです



今回の実験で明らかになったのは

抗ストレス作用のあるホルモンである

グルチコルチコイド(糖質コルチコイド)が

ストレスを緩和するために分泌され

その影響で脳の働きを邪魔する

という事が発見されたようです



グルココルチコイドは

体内に分泌されて

様々な作用をもたらします

主だったものとして

・血糖値を上昇させる

・ケガや感染等の際に炎症反応を抑える

・抗ストレス作用

等があげられます



今回観察された

グルココルチコイドの生理的作用は

頭の中の神経接続部に働きかけて

記憶の固定、維持を阻害する

つまり、物事を覚えて維持するのを邪魔する

というものでした



簡単にまとめると

ストレスを感じると

ストレスを和らげるホルモンが出て

それが物覚えを悪くする

と考えればいいでしょう



今回の作用が人間にも

同じように作用しているとすると

日常生活での仕事や勉強、運動の仕方に

気をつけないといけません



嫌々している仕事や勉強、運動では

ストレスを感じて上手くいかない

という事になるでしょう

好きな事は簡単に覚えられるのに

嫌いな事はなかなか覚えられない

そんな経験をしたことがあるはずです



つまり嫌いな事はストレスを感じて

記憶の固定、維持ができないため

仕事の仕方を覚えられず

段取りや処理速度が上がらない

勉強で暗記ができず

テストでの結果が悪い

運動でも体を動かすのが嫌いでは

運動の最適化が進まず

良い動き方がいつまでたっても

記憶されないため運動が下手なまま

そんなことになりかねません



好きこそものの上手なれ

という言葉が示す通り

好きな事は上達や覚えが早く

嫌いな事はストレスになり

上達も覚えも悪いという事です




さらに上記で挙げた

グルココルチコイドの作用として

ケガや感染による炎症でも

体内に分泌されるので

同様に記憶に影響を及ぼしているとすると

病気やケガで不調の時も

仕事や勉強は捗らないとも考えられます



前向きに取り組み好きになる事

健康で健やかな体

心身共に整わないと

何事も上手くいかないかもしれません



経験的に感じていた

好きな事は覚えやすく上達しやすい

嫌いな事は覚えにくく上達しない

という事が科学的にも根拠のあるものだと

今回の研究が明らかにしたのかもしれません



何事も好きになる前向きな気持ちで

日々の仕事や学業に勤しみたいですね


最後まで読んでくださいまして

ありがとうございました


機能訓練指導員の清水でした


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