こんにちは

機能訓練指導員の清水ですニコニコ

今週は温かいお花見日和から一転

寒の戻りで気温が低く冷え込む日が続きましたね

体調管理にはくれぐれも気を付けて

カゼ風邪等ひかないように注意していただければ幸いです



昔から季節の変わり目は

体調不良になりやすいと言われます

実際に風邪等になって体調を崩される方も

よく聞かれるようになります



気温差が大きく

体が気候の変化に対応できずに

体調を崩してしまいますガーン

人の体は暑い時と寒い時

それぞれに合わせて順応していく機能が備わっていますビックリマーク



人は恒温動物に属していて

暑くても寒くても体が動くように

暑い時には体温が上がり過ぎないように汗をかき

寒い時は体を震わせて熱を産生したりして

体温を常に一定に保っています



この体温を一定に保つ機能は

自律神経の働きで調節されています

自律神経は体内体外の環境や状態を感じ取り

体にとって必要な調節を自分の意識とは関係なく

自動で働き調節する体の機能です

なので、自分の意思で調節する事は難しいです

(意識付けやコントロールする方法はいくつがありますが割愛します)

そこで、体温調節機能が上手く機能するように

自律神経の働きをサポートする必要があります



自律神経の働きをサポートする

すごく難しいように聞こえますが

普段から自然と行っていることに

少し意識や工夫するだけで構いません



具体的に言うと

・服装での体温調節

・自宅で過ごす際の室温調節

・睡眠時の寝具の選択

この3つを意識して工夫をすると

大きな違いが出ます



人の体温は個人差はあるものの

だいたい37℃~38℃の間に保たれています

(一般的な体温計などの皮膚表面での計測では少し低い値で出ます)

体の中は常にこの体温で保たれて

この体温が体の機能を働かせるのに適している体温と言えます



自分の体温を服装で調節するのは

暑ければ薄着で汗をかいても吸収してくれる服装で

寒ければ厚着をして体温を逃がさないようにする服装

普段気を付けている方もそうでない方も

その日その日の気候に合わせて

服を選ぶ事が大事です



一般的な綿の半そでや

吸水性が高く速乾性の高い機能性Tシャツ

これらの服が暑い時期にはかかせません

汗をかく事は体温調節では非常に重要なのですが

汗は体の表面の水分が急速に体外へ体温を逃がしていきます

急激に体温がさがると調節機能や免疫機能が働きにくくなり

夏場に風邪をひくこともままあります



寒さで体温が逃げるのを防ぐためには

自分の体から出ていく体温を体表面にとどめる

体表面に近くを走る大動脈を冷やさない事が重要です

血流は全身に栄養を与え酸素を供給する役目もありますが

体内の体温を一定に保つ上でも非常に重要です



首筋や腋、太ももの付け根の部分では大きな動脈が

体の表面付近を走るので冷たい外気に触れやすく

血液が冷えると体の末梢全体が冷えてしまいます

なので首や腋、太ももの付け根は特に暖かくして

襟口の閉まった外気の入りにくい服装が良いです



次に室温調節です

服装である程度の体温調節は出来るものの

室温の影響は非常に大きいものです

暖かい服装をしていても

室内でじっとしていれば自然と体温は低くなっています



エアコンの設定温度の調節

扇風機や電気ストーブ等の暖房器具の設置

これらで室内は28℃~30℃に保つことが良いでしょう

夏場でも冬場でも脱水症状に気を付けて

室温の調節をしてください



最後に寝具です

寝ている時は体の熱を産生する機能は低下しています

また、体を動かしていないのでエネルギー生産も低下し

身体機能は省エネモードになっています

自然と体温は低くなり血流も穏やかになります

寝ている時に体が冷えてカゼをひく

などと言われますがその通りです



寝具は低くなる体温を保つために大切です

暑い季節でもタオルケット一枚体の上からかける事で

体温を体表面にとどめておくのに効果的です

寒い季節には厚手の毛布でしっかり暖かく

足下や首周囲からは寒い外気が入りにくくするために

しっかり体を覆えるような寝具が良いでしょう



すでに気を付けている方もそうでない方も

一度自分の状態を確認してはいかがでしょうか

気を付けているつもりでも

いつの間にかおろそかになっているかもしれません



最後まで読んでくださいまして

ありがとうございます。ニコニコアップ


機能訓練指導員の清水でした。


鍼灸師・さとう式リンパケア認定インストラクター・その他多数
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