こんにちはニコニコ

機能訓練指導員の清水です。

節分を過ぎて暦の上では春になりましたチューリップ赤チューリップ黄チューリップオレンジ

春と言っても寒さはもう暫く続くようです

暖かくなるまでもう暫くは我慢ですねガーン



さて、話はかわりまして

立春の2月4日にリハビリデイ結にて

理学療法士である繁岡秀俊先生をお招きして

エアリハビリテーション、略して「エアリハ」の講演していただきました

その時のブログはこちら

エアリハは繁岡先生が考案されたリハビリの方法です

頭の中でイメージした動作で効果的に筋力トレーニングが出来ます

リハビリの質や効果を向上する事が可能になります





また、繁岡先生は落語家業も兼業されていて

楽しくエアリハを行う工夫として

面白い落語のお話をしながら楽しんでリハビリをするという

頭も体も働かせながら効果的な体操の方法を披露していただきました

非常に興味深い講演でしたニコニコ!!




繁岡先生はエアリハに関する著書も出されているので

リハビリを楽しくしたい、効果的なリハビリを実施したい

と考えている方は繁岡先生のエアリハに関する著書を読んで

体操やリハビリの質を向上してみてはいかがでしょうか?

毎日1分間の「エアリハ」が転倒・認知症・生活習慣病の予防にガツン!と効く 美しく老うための思い込む力

ご購入はこちら

是非、ご一読ください音譜




エアリハで行うような頭でイメージして体を効果的に動かす事は

スポーツの現場でも広く取り入れられています

頭の中で理想的な体の動き再現するイメージトレーニング

様々な状況を想定して練習するケーストレーニング

スポーツをした事がある方ならこれらのトレーニングを経験したことがあるはずですビックリマーク




体を意識的に動かすには筋肉を収縮かつ弛緩させる事が必要になります

筋肉を動かすためには脳から神経を通って筋肉に指令が伝わっています

脳から指令が反復して繰り返されることで指令が伝わる回路が強くなり

強く意識しなくても体はイメージ通りに動くようになります

この一連の流れを運動を学習する「運動学習と言います

分かり易く言うと体を動かすときのクセです




普段から私たちは運動学習を繰り返し行っています

自分の現時点での体の最適な動きを繰り返し行う事で

楽に無駄なく体が動かせるようになっていますビックリマーク




しかし、ケガや病気等で筋力が低下すると

低下した筋力に合わせて弱い筋肉を使わないように

庇う動きになる事があります

ケガした足に体重をかけないように歩く

腰を曲げて足を高く上げずに引きずるように歩く

これらの悪い動きが繰り返され運動を学習していまうと

体の悪い動きがクセになってしまいます




スポーツ選手がケガをした後に調子を崩したり、スランプに陥るのは

このような悪い体の動きを体が覚えてしまう事で

良い動きに修正するまでに時間がかかる事が原因と考えられます

スポーツ選手ではない一般の人でも

日常生活で運動不足の方や自宅から出歩かない方は

気がつかない内に筋力低下が進み

悪いクセを体が覚えて徐々に体を動かす事が辛くなってきます




このような事にならないためにも

イメージトレーニングが役に立ちます

良い体の動きをイメージして繰り返しの反復して

良い体の状態をキープしましょう





良い体の動きをイメージして体操や運動を行う事は

運動効果にも大きく影響を与えます

体の強化したい部分をしっかり意識して動かすと

スムーズに筋力強化や運動学習を行えます




これから新たなスポーツをする方は

まず基本となる良いフォームを固める事を

現在リハビリ中の方は動かない部分をしっかり動かす意識を

普段から動きにくい動きこそ強化すべき部分であり

動かさないといけない部分です


リハビリは魔法ではありません。
でも、リハビリには奇跡が起きます。



イメージトレーニングで良い体の動きを実践

運動する際には是非試してみてください




晴れリハビリデイ結のHPはこちら晴れ