どうしても生の宮崎あおいが見たくて、今回の舞台を見にいった。
演出は宮藤 官九郎、出演はあおいさんの他、田辺誠一さんとか、荒川良々さんとか。
2時間くらいの作品でしたが、集中していたのと、惹きこまれたのとで、ほんの1時間弱しか経ってないように感じた。
役者さんてすごいなと感じました。なんていうか、本当に魂を燃やすって感じで。
演じるっていうその一点に、持てるすべてを注いでるって感じで。
自分の仕事に対する姿勢と比べて、ちょっとショックでした。
たぶん、あらすじとか書いちゃうと見に行く人の興をそいじゃうと思うので、差し障りない範囲で。
個人的に最後がイマイチ分かれなかったです。
宮藤さんの作品は、ドラマとかでもそうだけど意図がつかみにくくて苦労します。波長が合わせられないのか?でも、作品の質が良ければ良いほど、曲にしろ小説にしろなんにせよ、無駄な部分が少なくなっていくって感じるから、やっぱり、自分の感受性が弱いのか?
なぜああなった?うーん、もう一度見たらちょっとは分かるのか?解説がほしい。
多少なりとも感じれたのは、人の多面性と人同士の関わり。親子の絆ってどんな形であれ、断ち切れないし、いいものであってほしいって思いました。
そういえば、結構女性や年配のお客さんも多かったけど、テンガとか知ってるのか?知ってる自分がアレなのか?
で、肝心のあおいさん、すごく可愛かった!
なんだあれ。海堂さんの小説で「生まれもって、主人公にしかなれない人がいる」って表現があったけど、まさしく彼女がそうなんだろうなって思いました。
でも、それ以上に人間的なエネルギーがすごくあって、やっぱり自分とのあまりの差にショックでした。
あの人と釣り合う人ってどんな人なんだろう?
死ぬ前にもう一度くらい、彼女の舞台を見たいと思いました。
そのときまでには、僕も少しでも離されないように成長しなくては。
胸を張って見に行く資格をもてるように頑張りたい。
そうそう、よっぽど集中してみてたのか、帰宅して疲れを感じて横になったら2時間寝てしまった。
むう、早速頑張れてないじゃん。