またまたご無沙汰をしておりました。

たま子は不器用な人間です。(何だいきなり)


最近ミクシィの更新を頑張っていたら、こっちがすっかりご無沙汰になっていました。

1度に2つの事は出来ないんですね、私って。


そうそう、ご報告があります!

先週新婚旅行でサイパンに行ってきました椰子の木キラキラ


めっきり寒くなった日本とは大違い、常夏の島でした!


おかげで季節はずれの日焼けをしてしまいましたが、とっても楽しかったですラブ


こうしてリアルタイムのたま子は結婚式も新婚旅行も終えてしまいました。

ブログ上のたま子はまだドレスも決めあぐねているというのに、どんどん時間差が開いていきますね、あはは。


けれど結婚式の思い出は全く色褪せる事がありません。

時間を積み重ねて造っていったものは、しっかり自分の中に残るものなんですね。



さて今日は趣向を変えて、この間遊びに行ったUSJのお話をしたいと思います。

新婚旅行から帰ってきたのはいいものの、ティンさん(=旦那さん)の有給が余っていたので、行ってしまおうか、と行ってしまいました。


ティンさんは東京、私は茨城から東海地方の三重県に越してきてはや2年とちょっと。

USJにぐんと近くになったのに、行く機会がありませんでした。


幸い平日だし、今日がチャンスとばかりに出かけて行きました。


朝2人も見事に寝坊してしまい、USJに着いたのはちょうどお昼でした。


天気は見事に曇りくも

こんな曇りなかなかないぞ!っていう位の曇りっぷりです。


空一面が雲に覆われ、一瞬たりとも太陽は顔を見せません。

けれど雨は降ってこないという。

ね、見事な曇りでしょう!?(はよ話進めろ)



車を駐車場に停め、入り口に歩を進めます。

駐車場にもそんなに車は無かったし、今日は空いてるんだろうな~、と思いました。(平日だしね)


向かう道にもあまり人影はありません。


すると私達の目の前に…

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                    すげ~曇りだ~~



おお!クリスマス!!

でもこの天気のおかげでどこか寒々しいですね。


さて入場する前にパスを買う訳ですが、たま子はあるパスも欲しかった。

それはネバーランド・チェックイン・パスというものです。


USJは夜にピーターパンのショーを開催するのですが、そのチェックインパスを別途で買うと、特別鑑賞エリアで観られるというものです。


ネットでUSJについて下調べをしていたら、そのパスの存在を知りました。


1人あたま700円かかるのですが、そのエリアで観るのと観ないのじゃ全然違う(らしい)という事なので買っちゃいました。


入場券と一緒に普通に窓口で買えますよ。



さていよいよUSJに入場です!!


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                 後ろにいるのはポパイか!?


うわ!ますますクリスマス!!

こーゆうのを見ると訳もなくわくわくしちゃいます。


中には結構人がいますね。


USJは初めて、右も左も分からないティンさんとたま子です。

パンフレットによるとUSJはライド系(乗り物)とショー系のアトラクションに分かれていました。


アトラクション全部を制覇するのは時間的に無理そうなので、ライド系から乗っていこうという話になりました。



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この巨大ツリーは普段はどこにあるんだろ?



ご飯休憩を挟みつつ、

スパイダーマン(40分待ち)→バック・トゥ・ザ・フューチャー(20分待ち)→ジュラシックパーク(10分待ち)→ジョーズ(25分待ち)→ハリウッド・ドリーム(40分待ち)→バックドラフト(あっという間)


こんな感じで回りました。

園内の空き具合にしては、思ったより長い待ち時間の印象がありました。(休日に比べたら全然短いでしょうけど…)



個人的にはスパイダーマンとハリウッド・ドリームが面白かったです上げ上げキラキラ


スパイダーマンは内容が濃かったし、ハリウッド~はパーク内唯一のジェットコースターだもん。面白くない訳がない。


ハリウッド~は乗り込んだ時に、手元の操作ボタンで5種類から好きなBGMが選べます。

私はエミネムをチョイスしましたが、日暮れのジェットコースターになかなか合っていたかも。


ジョーズは運よくジョーズに1番近い席に座る事が出来て、ジョーズのぬめぬめっぷりがリアルだなぁ、と思いました。


ジュラシック~は本当に濡れるのでカッパは超必需品です!!(ジョーズもちょっと濡れる)

入り口で1個300円で売ってます。買ってよかった…


同じ船(?)に乗り込んだカッパを着てなかった制服姿の中学生達は、恐竜に水をかけられ

ちょっとこいつかなりKYなんだけど!」

と爆笑していましたが、最後の滝つぼ落ちでびしょ濡れになってしまい、

恐竜よりも、カッパを用意してなかったあんたらの方がKY…ときっと誰もが思った事でしょう。



USJはあちこちで写真撮影サービスをしてくれます。

その後その撮られた写真を1000円以上で買わされそうになりますが、自分達のデジカメでも撮ってくれます。


その時のかけ声(一般的にははい、チ~ズ)が面白かった。


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             はい、トリケラトプス!!(実話) 


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            はい、ジョーズ!パシャッ!ガオ~~(実話)



吊るされたジョーズにクリスマスリースをかけ記念撮影をするという、摩訶不思議なシチュエーションですね。

さすが人間。食物連鎖の頂点。



さてこうしている内に19時開演のピーターパンショーの時間が迫ってきました。

ネバーランド・チェックイン・パスを買った時に20分前までに来て下さい、と言われましたがネットの情報によると、もっと早く席取りをした方がいいと書いてありました。


このパスは指定席券ではなく、あくまでも特別鑑賞エリアで観られますよ、というものです。

つまり同じ鑑賞エリアでもやっぱり観やすい所と観にくい所がある訳で。


どうせ同じお金を払ったのなら少しでも観やすい場所がいい、と30分前にその鑑賞エリアに入りました。

まださすがに人はまばらで、正面のいい席に座る事が出来ました♪



…しかし寒い!!!



開演を待っている時も、ショーの最中も震えていましたが、薄着で宙を舞っているピーターパンやウェンディよりはましだろうな、凄いな、頑張っているな、と感心しきりでした。


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                 他のみんなも頑張ってる!  


約25分のショーを楽しみ、お土産屋さんで最後のラストスパートです。


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                ここでもクリスマスムード満開 


さすがにこの時間のお土産屋さんは満員御礼です。歩くのもやっと。

今日こんなに人がいたっけ?


全てのアトラクションには行けませんでしたが、なかなか楽しめたのではないかと。


USJを出て近くのたこ焼きミュージアム(さすが大阪)でたこ焼きを食べて帰りました。


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               また来れるかな~?


USJにはいまいち好きなキャラクターがいなかったのですが、今回発見しました。

ジョーズです。

つぶらな瞳が可愛い。


小さいヌイグルミも買っちゃいました。ラブリーはーと


これが記念すべき第1着目ドレスです。


式当日よりだいぶぽっちゃりしています。

悔しいから強調しちゃいました。(人間ちっちぇえな)




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写真では分かりにくいですが、いろんな柄のレースが折り重なって、ちょっと凝った感じのするドレスです。

でも正直これを着た記憶がほとんどありません。


きっと舞い上がっていたのでしょうね。あはは



後ろ姿は




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こんな感じです。


重厚感たっぷりでした。



ほどなくティンさんも試着が始まりました。


後で気付いたのですが、試着写真でティンさん単独のものがありません。

なのでティンさんの写真にはもれなく私がついてきます。



どうやら私は自分ばっかり撮らせてちっともティンさんの事を撮っていませんでした。

ごめんね、えへ

どんだけ自分が好きなんだ



まずベーシックに白いタキシードです。




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となりの私は1着目のドレスです。


本当にぽっちゃりしています。


こんなのネットに晒してもいいのか…??

ちなみに当日はもうちょっと痩せてますから!必死)



白タキシードは着る人を選ぶといいますが、ティンさんは意外に似合っている様に見えました。

(袖からはみ出しているシャツはご愛嬌ってことで)


白ってザ・花婿!!って感じがします。



次に2着目のドレスと今度は黒タキシードのティンさんです。




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うって変わって大人っぽいドレスです。


今となってはどのドレスをうちらが選んで、Aさんが選んでくれたやつなのかさっぱり覚えていませんが、これは私が選んだ!とはっきり覚えています。


右と左が違うデザインの一風変わったドレスだったので選びました。


こっちの方がすっきり見えますね。


でも物凄くきつかった!!!

恥ずかしいから誰にも言わなかったけど、圧迫死寸前でしたチーーン!



どのドレスも9号のはずなのに、ドレスによってきつかったりゆるかったりバラつきがありました。


ネットでも通販でお手頃にドレスを買える時代ですが、絶対試着はするべきです!



ティンさんはオラウータンみたいなおかしな姿勢になっていますが、黒いタキシードは大人っぽくて、白と黒にするときれいなコントラストになりますね。



後ろ姿は




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こんな感じです。


オケツ(いいのかこんな表現で)の所にお花がついているのが可愛いです。



続いて3着目です。

この頃にはお店の雰囲気にも慣れ、Aさんとも打ち解けて楽しく試着をしていました。


開店まもない時間だったので、他にお客さんもいなくて貸切状態でした。




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1着目、2着目とはまた違うふんわりとしたレースが使われたふんわりなドレスです。



後姿も、




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ほら、こんなにふんわり

天使の羽をイメージしたドレスなんだそうです。



サイズもピッタリでした。


「たま子さんはふわふわした感じのドレスが似合いますね!」


とAさん。


…言われてみればそうかも。


まんざらでもない私の様子を見てAさんは、たま子さんはふわふわ!と確信した様です。



そんなAさんが次に持ってきてくれたドレスは…




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ふわふわ!(…そうか?)




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ふわふわ!!



ベーシックなデザインなのですが、今までのドレスよりいいレースを使っている様で高級感があります。


とくにバックスタイルのレースは幾重にも折り重なっていて、着ている私自身もため息が出るほど綺麗でした。



このドレスを着た瞬間はっとしました。


「これは似合っているかもしんない…!」



横で見ているティンさんにAさんも

「これかその前に着ていたドレス(=天使の羽をイメージしたやつ)がよくお似合いだと思います」

と声をかけてました。


ティンさんもデジカメの液晶で撮った写真を確認しながらうんうんと頷いています。


「たま子はどれが良かった?」



…は?



頭が一瞬真っ白になりました。


こうやって改めて思い返すとそれぞれのドレスの特徴を思い浮かべる事が出来るのですが、その場で何着も着ていると何がどれだったのかよく分からなくなってきます。



その前に着ていたドレスってどんなだっけ??



ティンさんにデジカメを借りて画像を確認してようやくあぁ…、と思い出す事が出来ます。



う~~ん…



どのドレスもそれなりに素敵だったよなぁ…



判断がつかない…でも…



悩んだ挙句、何となくその場の雰囲気に流されて


「やっぱ今のか1コ前のやつかなぁ…?」


と曖昧に答えました。



自分で判断がつかないのなら、人の評価に任せた方がいいと思いました。



「俺もそう思う。じゃあその2つだったらどっち?」



もう勘弁してくれ!と思いましたが、今のドレスを着た瞬間はっとしたのを思い出しました。


「…こっち!!」


「うん、これはいいと思う」


「私もそう思います」


3人でうんうん、と頷きながら、このドレスで決定!の様な雰囲気になりました。



でも本当にいいのだろうか…



いまいち煮え切らない私の表情を察したのか、Aさんがもう1つのドレスを提案してくれました。


「ジョイフル恵利でもこの渋谷店限定のドレスがあるんですけど着てみます?」


限定…きらきら*


この言葉に弱い私はすぐに飛びつきました。


ラメが入ってとってもキラキラしているドレスだそうです。


ラメが大好きな私にはこれしかないと思いました。


Aさんの手によって試着室にかけられたそのドレスを見ると、生地にはバラの模様が入っていて(バラも大好きなんです!!)今までにはない輝きを放っていました。



さっそく試着です!!



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ラメラメ…


そして後ろも




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ラメラメ…



でもあれ?着てみるとあんまり可愛くない…


ティンさんもAさんも同じ印象を持ったようです。



今比べてみると重厚な感じが1着目のドレスに似ています。


やっぱり私はふわふわ系が似合う様です。



見るのと着るのでは印象が違う事が分かりました。



Aさんの真意は分かりませんが、それを私が実感出来る様にあえてこの系統の違うドレスを持ってきてくれたのかもしれません。


私とティンさんの決意は固まりました。


「やっぱりさっきのでお願いします!」



ようやく白ドレスが決まりました。


次はカラードレスの試着が始まります。


入口に入って名前を告げるとお店の中に案内されました。


靴を脱ぎふかふかのじゅうたん敷きの店内を進むと大きな鏡が何枚も続いて、壁の周りにはカバーがかかったウェディングドレスが所狭しとかけられています。



席に案内されたのはいいものの、ティンさんと私はカチンコチンに固まってしまいました。


当たり前ですが、2人はドレスショップなんて初めてです。

何をどう振舞っていいのかさっぱり分かりません。



完全アウェーです。

ドキドキドキドキドキ



しばらくするとAさんという担当の(割と)若い女性がやって来ました。


手にはなんとも分厚いファイルが。


「この中から着てみたいドレスを白とカラーそれぞれ5~6着選んで下さいニコニコ



予約をした段階で、カタログからいくつか着たいドレスを伝えていたのですが、もう予約済みだったり、今日他の方の式に貸し出されていたりして用意出来なかったドレスがあったそうです。

なので、今日この場でも何着か選ばなくてはいけなくなってしまいました。


さすが大手のレンタルドレスショップです。

特に白ドレスのバリエーションは多種多彩で、ファイルをめくってもめくっても終わりが見えません。



しまいにはそれぞれの違いがよく分からなくなってきました。

そもそもウェディングドレスなんて着た事ないし、どんなのが似合うのかもさっぱり分かりません。



軽く20分は超えたでしょうか。

「実際着てみないと分からないですよね」

というAさんのフォローをいただきつつ、2人でうんうんうなりながらようやく何着かドレスを選ぶ事が出来ました。



「選んで頂いたドレスの予約状況を確認してきますので、ちょっとお待ち下さいね」


しばらくして戻ってきたAさんによると、やっぱりいくつかのドレスはもう予約済みだったようです。

この時点で式の5ヶ月ちょっと前でしたが、平均して半年前に動き出す人が多いそうです。



ちょっと遅かったのかな…?

私の中に焦る気持ちが生まれました。



それ以上のドレスをうちらで選ぶのはもう限界だったので、その日に予約が空いているドレスで私が似合いそうなものをAさんが選んでくれる事になりました。



Aさんが何着かのドレスを持ってやってきました。



「じゃあ新婦さまから試着をしましょうね」



…いよいよだ!!!



緊張のゲージが急に右肩上がりに上昇しました。



大きな鏡が扉になっていて、扉を開くと小部屋になっています。

普段よく見る洋服屋さんの試着室よりだいぶ広いです。



そんな密室で何を思ったかAさんは急に私のブラのサイズを聞いてきました。


一瞬質問の意味が分からず????でしたが、ドレス用下着を用意する為に聞いてきたのです。



ああ、でももう用意しちゃったしな~


その事をAさんに伝えるととてもびっくりされてました。


「わざわざ買われたんですか!?」

「いえ、もともと母のものなんですけど、それを借りてきました」


なるほどなるほど、とAさんはうなずきます。


「それならお金もかからないですし、お母さまとサイズも一緒でラッキーですね!」


なんでもジョイフル恵利さんでも下着をレンタル出来るそうですが、1万ちょっとレンタル料金がかかるそうです。

それを思えば確かに費用が浮いてよかったよかった。


Aさんは素早い手さばきであっという間に私をにわか花嫁に仕立て上げました。



「じゃあ表に出ますね」



扉の向こうで待っているティンさんはどんな顔を見せるだろう…