こんばんは


何となく気づけば日が長くなってきましたね。

このまま早く暖かくなってほしいですね。



作業用の上着のボタンが伸びをした拍子にポーンと飛んでいきまして、
ボタンもどこへ飛んでいったのやら…









直せません(;´Д`)










流石にそのまま着るのもみっともないので困った困った



早く暖かくならないかな~(切実)










今日は先日のレディスのヒール修理に続いて
メンズのヒール修理ですよ








こちらのお靴を修理します。





片足のヒールが取れてしまい紛失してしまったようなので

新しいヒールで作り直します。








使うのはコレ



ぱっと見なんだか分かりませんね










これは革です( `ー´)ノ皮ではありません革です。

スキン⇒レザー





靴好きの方はご存知の方は多いかと思いますがメンズの

ドレスシューズの底に使われているものは大体革が多いです。




こんなに分厚くなるんです。
大体4.5㎜位 (もっと分厚いのもあります)


因みに牛の革なんですが、流石ですね。

人間なんてペラペラですもんね…ペーラペラ





動物は偉大です。





牛様に感謝しつつ早速この材料を使ってお修理していきたいと思います。





まずは接着面を慣らしてノリを入れます。






ノリが乾いたら、くっ付けます。


接着だけでは心許ないので釘をガンガンカシメていきます。




とりあえず1段階終了


片方残っていた元のヒールと比較




まだ高さが足りませんのでもう1枚同じように付けていきます。






高さが合いました。


この段階ですとトップリフトを除いた高さで合わせます。





因みに使うリフトはコチラです。



主にラスターといわれている形状です。

日本では半月なんて言われてます。
(まんまですね)



ゴムと革のユニットパーツです。



履いていて1番ダメージの来る部分ですので基本的には部分修理の場合も

今回のように新品でリフトは丸ごと取り替えます。







早速取り付けたら余分な部分を削りならします。


写真撮るのちょっと怖かったです(´゚д゚`)




そして形成が終了したら、元デザインと同じように化粧釘を入れていきます。




コバにインクを入れてWAXをかけて整えたら

表面は仕上げ剤をかけて完成です。




今回はコテも入っているのでそちらも入れていきより元に近づけていきます。

Before


After

完成です。


今回は釘も長いものを使用しているので前回の様に外れることも無いはずです。



これでまた沢山履いて頂けますね。


今回のメニュー


リフト交換 ¥3.600

積上げ交換 ¥2.700

積上げ革1枚追加 ¥1.000
(表示価格は全て税抜です)

納期は最短2時間程




是非お気軽にご相談ください。






明日から2日間は

Fg-Trenteによる色変え受注会も行いますので、
お修理と合わせて
ご来店お待ちしております。


詳しくはコチラ









リファーレ 小澤



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【店舗情報】


〒150-0022

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取扱いブランド



Alden(オールデン)、Marmolada (マルモラーダ)、F.LLI.Gacometti(ジャコメッティ)、Tricker's(トリッカーズ)、Guranisuta(グラニスタ)、german trainer(ジャーマントレーナー)、GoldBrothers(ゴールドブラザーズ)、RANCOURT(ランコート) 等


Lorettina(ロレッティナ)、FABIORUSCONI(ファビオルスコーニ)、Pertini(ぺルティニ)、K.spin(ケースピン)、GAIMO(ガイモ)、CERVERA(セルベーラ)、REVE D'UN JOUR(レヴェダンジュール) 等


オリジナルからインポートまでお取り扱いしております。


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