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腰越にある龍口寺。龍ノ口刑場は、鎌倉時代から室町時代の刑場で、龍口寺内に石碑が建てられている。
1271年(文永8年)9月12日、松葉ヶ谷で捕らえられた日蓮の伝説が残されている場所として知られている(龍ノ口法難)。
伝説によれば、鎌倉の深沢の湖に、体が一つで頭が五つある恐ろしい龍が住んでいた。
龍は山を崩し、洪水台風を起こすなどをして、長い間人々を苦しめていた。
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突如、海上に雲が立ち込め天地が激しく揺れ動いた後、
天女が現れて舞い降りた。
雲が晴れると、今まで何もなかった海上にひとつの島ができていた。
江ノ島です。
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龍は諦めきれず善行を約束し、人々の役に立つことをするようになる。
天女は龍を信じ夫婦となり、人々は平和な暮らしを取り戻した。
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江島明神として奉られている天女・弁財天を見守っているといわれています。
この伝説が記された『江島縁起』の絵巻物は、江島神社のご宝物として保管されています。