自己紹介![]()
20XX年薬剤師免許取得
新卒からずっと病院薬剤師として勤務し、
さまざまな診療科を経験![]()
20YY年 結婚
2021年 前置血管のため現在管理入院中
←今ここ
帝王切開にて第一子出産予定![]()
※身バレ防止のため、具体的な年号の記載は差し控えさせていただきます![]()
こんばんは![]()
今日もまったりした入院生活を送らせていただいています。
今日はリトドリンについて少しだけ薬剤師の視点から書かせていただきたいと思います。
お時間がある方はお付き合いください![]()
まず、薬の一般的な話になります。
薬には体に吸収されて、分布して、代謝されて、消失するという過程があります。
薬が効果を発揮するためにはこの、吸収、分布をする必要があるのですが・・
もっと平べったく言うと、薬の成分が血液中に入って全身を回ることによって効果がでます。
飲み薬の場合、
口から入って、消化管を通って、小腸から吸収されて、血液中に分布します。
静脈注射の場合、
血管の中に直接薬を投与することで血液中に入ります。
※以下、ここで言う注射は静脈注射を指すことととします
このように飲み薬と注射では薬の通る過程が変わります。
飲み薬の場合、薬の成分が血管の中に入るまでの過程で
その何割かは失われてしまいます。
つまり、同じ㎎の薬を飲んだ場合と注射した場合では、
注射した方がより多く血液中に薬の成分が入ることになります。
※すべての薬に言えることではないです
ここで、リトドリンで考えてみます。
飲み薬は飲んでから、血液中に入るまでに吸収されるという過程があるので、
実際に効果を発揮するのに飲んでからタイムラグがあるのが分かります。
また、飲んで30分くらいで血液中の濃度が1番高くなり、
その後、徐々に濃度が低くなっていきます。
(そのため濃度が低くなりすぎる前に次の内服をします。)
注射の場合はというと、
直接血液中に薬の成分が入るので速い効果が期待できます。
また、リトドリンは24時間ずっと点滴をする(持続注射)なので、
常に血液中の薬の濃度が一定になります。
ざっくり、このような違いがあります![]()
また、産科ガイドライン上の切迫早産での効果の点でいうと、
長期間の内服に関しては早産率やNICU入院率を減らすエビデンスはないようです。
gl_sanka_2020.pdf (jsog.or.jp)
ちなみに海外で切迫早産の管理で使用する薬と日本で使用できる薬は
違ったりもします。(保険適応の問題などで)
まとめ
飲み薬と(静脈)注射では、効くまでの時間と効き方(効果の安定)が違う
ということでした。
少しお堅い話になってしまいましたが![]()
今現在、リトドリンの点滴を頑張っていらっしゃる方![]()
飲み薬よりも点滴の方が効果が安定していることが分かっていただけたでしょうか。
手が震えたり、心臓がどきどきしたり、点滴棒が邪魔だったりするけれど、
一緒にがんばりましょう![]()
赤ちゃんに会えるその日まで、乗り切りましょうね![]()
今日もお読みいただきありがとうございました![]()