恐怖のリスク管理②

こんにちは

いつも読んで頂きありがとうございます。

前回に引き続きのお話です。

『#217　恐怖のリスク管理』恐怖のリスク管理こんにちはいつも読んで頂きありがとうございます。前回に引き続きのお話です。私がごく短期間で退職を決意するまでに追い込まれたストレス…

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↑では、スリッパのような靴と歩行介助の立ち位置についてお話ししました。

他にもですね・・・まだまだありまして。

まず、今回の一つ目、

利用者の皆さん（歩ける人はそれなりに、歩けない人はかなりの感じで）足が浮腫んでいました

歩行自立の方でさえ、足首回り～足の甲にかけて明らかにパッと見で分かる位に浮腫んでました。

お年寄り、特に認知症の方は自覚症状が出にくく、声をかけても皆さん、

「そうね～、言われてみれば。特になんともないけど？」などと言ったりします。

浮腫みも、触った感じで軟らかいうちはまだ良いですが、硬くなるともう流れが悪いことが明らかにわかります。

私の印象では、明らかに運動量が少ない！！

ず～っと座っているか寝ているか、

せいぜいトイレに行くか部屋に行くかの行き来のみ。

皆さん、ロクに歩かない。

歩く機会自体が、食事の摂取量に比べ少なすぎるわけです。

お食事はとてもおいしそうで、皆様パクパク召し上がっていました。おいしいのは素晴らしいことですが、食事管理ができていなかったんですよね。

お話の中でギョッとしましたが、

1年で10キロ以上太ってる方が何人もいました。なのに、食事管理はなし

食事管理をしないと動作だけに着目したとしても、

太ることで

→動きが悪くなるし、関節への負担が増え痛みが出やすい

→痛いから、大変だからとさらに動かなくなる

→介助量が増えるし、本人も大変になる

という流れです。悪循環ですよね。

これに病的な要素も入ってくるわけですから

なんで、ここまで放っておいたの？という、ね。

そして、先ほどのむくみについても、

根本の塩分や水分などを含む食事管理ができていないことに加え、運動量が少ないわけで、それは浮腫みますよね。

それに対する対症療法的な？こと。

ただ、寝る時に足を挙げるだけでした。

しかも、足枕を入れるのではなく、

ベッドマットの下にどさっと布団やらが入れ込まれていて。

百歩譲って、仰向けで寝ているときは良しとしましょう。

横向きの時は？？

実際、あなた方、それで寝てごらんなさいよ～！と思いました。

安楽な体位って何？

そして、浮腫み自体が、ひざ下だけでなく太ももやお腹周りにまで来ていて、顔まで浮腫んでいる人にもそれでした。

つまりは、循環が悪くなっていることが明らかなわけですよね。

なのに、そのベッド環境。

スタッフの方、

普通に「足を挙げて寝ていると足のむくみはよくなるけど、結果顔が浮腫むんですよ」と話していました

あのぅ、そんなことしていて、胸水溜まるとか、呼吸苦に繋がるリスクありませんか？

知らないって怖い。

まだまだ、あるんです・・・

#218 恐怖のリスク管理②

#218　恐怖のリスク管理②