妖精(自然霊・精霊)にたいする
礼儀は私たち日本人は幸運なことに
洗練された【神社】という文化がありますから
いい意味での【畏怖心】を持っています。

妖精の本を読むと、
特に西洋の自然霊にたいするマナーや畏怖感が
よくわかります。
似ているな、とクスっと笑ってしまうのです。




自然霊は人間に近い存在。
だからこそ、俗っぽい願い事を叶えてくれる
貴重な存在なのですが、
お返し(お礼)を求めたり、
時には邪悪な妖精も西洋のおとぎばなしには
たくさん登場します。

まずは、願いをかける時の自己防衛(プロテクション)を
お教えいたします。
これは下の私が受講している
『妖精学』のテキストブックに書いてある
学ばなければいけない項目のひとつです。



 

 

そして、念のために英国にいる幾人かの
Wicca と呼ばれる魔女たちにも
質問してみました。

ロウソクとお香でじゅうぶんな
魔除けにはなってるよ!
とのお答えでしたが、
もしも、念を入れるなら『赤』いリボンや
布、とにかく家にある赤いものを
テーブルに置くと良いそうです。
そして、お花。
これは妖精が好きなものでありながら、
邪悪な妖精は近づかないという
不思議な答えを教えてもらいました。

Rowan と呼ばれる、
ナナカマドの木は妖精を寄せつけつつも
ネガティブな存在や波動を祓うそうです。


上がナナカマドの木と実に座る妖精です。

私がイギリスにオーダーしたのは
クリスマス🎄 リースの代わりに
下のようなナナカマドの枝で作られた十字架
に赤いコードが巻かれたものでした。


クロスはキリスト教以前にも、
魔除けとして使用されていましたから、
クロスだけでも良いのです。

また、妖精たちは鉄が苦手。
英国では鉄でできた馬蹄をドアに掛けておく
習慣がありました。
ただし、鉄は良い妖精すら遠ざけてしまいます。
人間にたくさん木を切られた妖精たちは
ステンレスすら怖がるらしいです。

ですので、まずは鉄はお願い事をする際には
適しません。

お手軽なのは赤いもの、
お塩(日本と同じです)
ぐらいで良いと思います。

本来なら赤いものやお塩も『撃退』しかねない
ので、ナナカマドの木だけがいいのよ!
という魔女さんもいました。

とにかく、自分が『怖い』と感じないことが
大切です。
もしも、怖いと感じたら、
お願い事をする対象を『自分自身』にすれば
良いのです。
ハイヤーセルフとも呼ばれる、
いわば高次元の自分と自分の潜在意識の両方に
祈るというやり方を私は英国で習いました。
いわば、『アファーメーション』と呼ばれる
『宣言』をすること。
これはまったく危なくないそうです。
【私はもうすでにこういう自分になっている】
という書き方をして、
自分の魂と自分を守ってくれている、
【光の中からの存在すべて】に感謝する。
そういうやり方です。

光の中から来た、というのは
私が英国の除霊家のマーサさんに習った
『何かが見えたら、必ず【あなたは、
光の中から来た存在ですか?】と3回
訊きなさい。3回というのは宇宙の法則で、
人間にも通用するのよ。
まったく同じことを3回訊くと嘘をついている
人たちは YES とは答え続けられないの』
との教えでした。

光から来た存在は善良とするのです。

さて、次はお願い事ですが、
私の場合は妖精さんや自分を守護してくれている
光の中からの存在に【感謝】をし、
願いを言います。
あえて、私が自然霊に(お家を守る土地の霊、
お花の霊、妖精と呼ばれる類いの精霊たち)
にサポートをお願いするのは
【感謝の気持ち】を自分の内に呼び起こしたい。
そういう理由からなのです。

しかし、お願い事を口頭で言った後に
紙に書く時は先ほど申し上げましたように
【アファーメーション=宣言】
の文体を使います。

つまり、【自分はすでに願うものを
持っている】
または【そういう自分になっている】というかたちで書くのです。

私は実はひどく臆病なので、
プロテクションを非常に気にしますし、
自分のサイキック能力をわざと閉じる方法を
イギリスまで習いに行ったぐらいなのです。
直感は磨くべきですが、
霊感は嫌だったと言いかえれば
おわかりいただけるでしょうか?
霊界からの情報が信頼に値するかどうか?
という冷静(疑い深い🤨!)な判断から 
霊感は私には必要ない、と決めたのです。

まぁ、私個人のこの類いのお話は 
このブログの【すぴりちゅある体験】
という項目を読んでいただければ 
おわかりいただけるかな、と思います。

さてさて!
今日はまたまたかなり長くなってしまいました。
申し訳けございません。
ここまでにしておきますね。

次回は、さらに深い『お願い事』の 
叶うポイント、内容のルール、おまじない などについて、お話させていただきます。

冬至までに鑑定を受けてくださった方々には
たぶん、『この配置を使って、こういう願い事を
するとこの時ぐらいに叶いやすいですよ!』
とお話ししていると思います。

特にフォローアップ鑑定を申し込んでいただいた
みなさまには、冬至のこと、
どの配置の願い事をしたほうが今は適切か、
というのをお知らせいたしますので、
訊いてくださいね。