私のやり方ですが・・・
新月は何かをスタートするのによいパワーを持つことは有名ですが、
その自分の意志をより強く、実現化しやすくするために
自分なりのセレモニー(儀式)をおこないます。
キャンドルは火がついている間は「魔」が入らないと言われており、
それゆえにキャンドルを灯したり、
お香を焚いたりしながら、自分の好きな音楽を流します。
私は瞑想が苦手なので、
代わりにストレッチをしたり身体を緩めます。
書くことがそもそもの私の生業でしたし、
毎日何かを書いていないとストレスが溜まってしまうので
まずは、ノートとえんびつなどを目の前に置き、
それから自分なりの祭壇を作ったり
夏至や冬至などのように妖精(=自然霊または精霊と解釈してください)
を迎える用意をします。
お花が好きなので、お花の精霊とかその人によりますが、
特に決めなくても大丈夫です。
とりあえず、私が用意するものは以下のとおりです。
一輪でもよいので生花。
邪霊をこないように場の浄化をするスマッジや香木。
うちの近所のの森の写真や落ちていたどんぐりは枯葉など。
そして、今作家さんに英国にオーダーしているのがこちらです。
手作りの妖精用のベッド。
そして鏡(魔除けにもなりますし、デコレーションにもなります)
いままでは自分で適当に作っていたのですが、
キャンドルマスに炎の女神フレイアを迎える習慣があるケルト・ゲルマン系の
民族はフレイアのベッドを用意します。
そんな時にも使えて、普段は可愛いデコレーションにもなるのが
自然素材のみで作られているベッドと鏡なのです。
妖精や自然霊、精霊は宗教が嫌い。
ですので、宗教的な祭壇や飾りとは別の場所に飾りましょう。
日本では特に「神社」が重んじられていますね。
あれがいわゆる自然霊。
土地神様です。
妖精というと西洋っぽい小さな羽のついた可愛い印象がありますが、
あれはいかにも「擬人化」されたものです。
実際は光であったり、エネルギーなのですよね。
私たち日本人は民間信仰、精霊信仰、アニミズムという精神が
土台にあります。
ですので、私はたまたまフランスにいるので西洋的な品々を使いますが、
日本的な神棚、日本のいい妖怪や自然霊である神々様をあがめてみてもよいのです。
一番概念にふりまわされないで済むのは「お花の精」を想像してみてください。
明日でも結構ですので、一輪のお花または鉢植えのお花をお買いになって
飾ってあげてください。
世話をすることで自然霊の応援、土地の神様の応援が得られることと思います。
どうか、ロマンチックな新月を♡