燃え盛る炎をパソコンの画面で観ておりましたが、
言葉がありませんでした。
初めからテロだとは思いませんでした。
二週間前ぐらいにちょうどシテ島の近くに買い物に行き、
ついでにノートルダムのステンドグラスを観ようとも思ったのですが、
なぜか気分が悪くなり、慢性の腰痛も急に酷くなり、
脂汗が出て足元がおぼつかず。
黄色いベスト以来、ずっとパリの街に行くたびに「怒り」の波動を覚え、
体調にも精神面にも負の波動を感じていましたが、
その時はまさに一歩も進めない状況に陥りました。
ただ、反対方向には歩けるんです。
その時以来、体調も今ひとつ優れず、
病気ということではないのですが、
心が硬直してしまったような霊的な気分の悪さを感じていました。
そして、昨日の炎。
信じてもらえないかもしれませんが・・・
あれだけの暴動が続けば、街の磁場は乱れるはずです。
私見ですがそう思います。
このような表現が適切かどうかはわかりませんが、
「怒りの波動は炎によって浄化される」
そう感じました。
もちろん、残念なことです。
愕然とニュース画面を観ていましたから。
今朝もフランス中、お葬式のような雰囲気。
復活祭の一週間前の月曜日は「受難の週の始まり」とカトリックでは呼ばれます。
まさに受難の週初日に起こったこの火災。
仏人の中には「フランスという国の受難、良からぬことの兆候である」と
唱える人も出てきています。
マクロン大統領が黄色いベストたちの暴動によって、
数々の対策を練りました。
昨日は新たな対策と今後のことについて国民にテレビ放映にて、
スピーチを伝える予定でした。
その約1時間前に起きた火災により、スピーチは延期。
なんだか、象徴的な出来事ですね。
たくさんの実業家からの寄附が集まっています。
オリンピックまでには再建するとのこと。
立ち直って欲しいです、パリ。
そして、フランス。