W杯で見事にフランスチームが優勝しました。

クロアチアも強く、ハラハラしながら観ておりましたが

やはり強かった。

 

パリではエッフェル塔が安全のために閉鎖されて、

塔の前の広場に応援する人々が集まり、

湧いていました。

 

優勝後はうちの近くもクラクションを鳴らしながら

走っている車やフランスの国旗を持って「フランス世界一!」

と叫んでいる人たちがおりました。

 

土曜日は革命記念日で素晴らしいパレードがシャンゼリゼから

コンコルド広場を通り抜けました。

ゲストであった安倍総理が欠席されたため、

もう一人のゲストであったシンガポール首相と外相の河野太郎氏が

出席されていました。

自衛隊の行進はあったのですが、画面にはあまり長くは映っておらず、

シンガポールの方が目立っていました。

河野太郎氏もお顔をアップで映されることなく、

わざとではないのでしょうが、シンガポールの首相はよりスポットを当てられ、

河野氏の前にはマクロン大統領が立ちはだかって喋っているため

そのお顔は拝見できず・・・といった感じでした。

 

去年の米国大統領のトランプ氏を招いた時とはもちろん、

比べものにはなりません。

しかし、あの扱いはないのではないかなぁ・・・と私個人の感想にしか過ぎませんが、

「屈辱感」すら覚えました。

フランスらしい、「招待しておいて無視」という「無視」が得意な国民性を

自分自身の体験から想像してしまったのです。

 

結果、安倍首相は欠席されてよかったと思っています。

被災者の方の方が大切ですし、

あの扱いでは日本の国民の方々も良い思いをしないでしょう。

フランスと日本は「文化的には友好関係」にありますが、

軍事はしっかりアメリカに握られている日本ですから、

軍用機などを売る隙間がフランスにはないんですよね。

 

マクロン氏は元プライベートバンクのバンカーですから、

経済的な感覚は優れています。

しかし、最近は福祉のほうを削るなどの行為が目立ち、

「リッチな人たちのための大統領」と呼ばれてしまっていて、

人気は落ちています。

 

しかし、それ以前の大統領があまりにも企業主に多額の税金をかけたため、

フランスの国を支えるような大企業のCEOや多額の税金を国に払っている

俳優さんなどがフランスから出ていってしまい、

他の国に移住、国籍取得してしまったことも原因だと思いますので、

まぁ、マクロン氏の政策はいまだに「フランス経済挽回のための方針」

と捉えている人が多数のようです。

 

昨日のエッフェル塔の前の広場からパリ市内までの間で、

リオのカーニバル同様の、

暴動ともいえるような過激な騒ぎがありました。

二人の方が亡くなられたようです。

 

テロではなくとも、そのようなことはあり得ますので、

旅行者の方はあまり人の集まるところには近づかない方が良いでしょう。

 

今日からは平日ですが、夏休みを取っている人、お店も多いです。

街が静かになる、良い季節。

 

バーゲンセールはまだ続いていますので、

サイズがある人はラッキーですね。

かなり価格が下がっています。

 

私はフランスでは靴もパンツも普通サイズ。

肩幅が狭いのでちょっとゆとりのあるデザインのトップスだけはSサイズ。

ですので、なかなかバーゲンでゲットは難しいのですが、

今年はお店にはほとんど行かず、ネットでバーゲン品を注文しています。

人が触らないものが買えるから。

返品も簡単です。

 

ただ、ここはフランス。

無事届くまでに紆余曲折あります。

配達人の名前をきちんと教えない(プライベート保護だと言いますが、

責任回避ですよね。警察にも教えないそうです)んです。

ですので、家を指定せずに日本でいうコンビニ配達のように、

近くのお店を指定している人が多いです。

 

住みやすいのはやはり日本が一番。

ただし、この季節になると長い夏休みが取れるフランス人たちが

羨ましい限りですね。

2週間から1ヶ月は休みます。

2週間しか休まない人は夏ではなく、その他のシーズンにあと2週間。

かなり、休日が多いフランスです。