先週の日曜日、夫が本業のかたわら講師をしている
エンジニア学校の卒業生の2人が
私に「激!」を入れてくれるということで、
わざわざお家から材料をすべて持参して、本場チャイニーズの鍋料理を
つくりにきてくれました。

フランスに交換留学生として中国からきていた2人。
ひとりはフランスでのコンピューターエンジニアとしての就職が決まり、
こちらにあと数年は暮らすと言っている女の子(将来は中国に帰国したいそうです)
もうひとりは今年卒業したばかりで、
フランスでのキャリアを数年積むか、どうか迷っている女の子。
中国も80年代の「一人っ子政策」以降に生まれた若者たちは
やはり親御さんのために、留学はするものの、
その後はすぐに中国に帰ってしまうケースが多いようです。

中国が豊かになって生まれた世代。
しかも、南の海側の「ビジネス思考の強い、しかも外国に移民する人」
が多い福建省などの出身ではない若者たちはまったく価値観が違うそうです。
そりゃあそうでしょうね、大きい国ですからー。

彼らは日本の漫画で育っているせいか、
とても親日家で、日本の食べ物も大好きだと言ってます。
このような若者たちを見ていると、世代交代を迎える新しい中国が見えてきます。
将来のアジアの行く末を案じてはいたものの、
その靄がすっきりと晴れたような気持ちになれました。

さて、彼らのつくってくれたお料理ですが 、たぶん四川風だと思います。
ピリ辛のお鍋で、羊肉と牛肉、お豆腐、レンコンなどのお野菜、
魚とイカのすり身でつくったボール・・・etc。
いろいろなものを鍋に入れ、胡麻のペーストと辛味のペーストを
混ぜた独特のソースにつけて食べるものです。



8人用に伸ばせばよかったのですが
いつもの4人~6人用のままなので、材料がすべてテーブルに
乗せられませんでした!
それほど多くの材料を用意してきてくれたのです。
感謝、感激!



上の写真はお鍋の中に旨味を出すため、お肉から入れて行くところ。


お鍋は常にグツグツと沸騰している状態です。




台湾からのハーブティーもいただきました。
バラやラベンダーがウーロン茶とまぜられている
健康によいものだそうです♡





私が百合の花が好きなのを知っていて、お花までプレゼントしてくれました!

本当にありがたかったです。
家で本場の中華の家庭料理が食べられて、とっても幸せ♡

上の写真はうちのキッチンで手際よく、お料理する2人です。
2人とも、美人さんでファッションが大好き。
いつもお洒落に気を配っています。


桃子のことも可愛がってくれて、ありがとう!

とっても楽しい日曜日でした。

フランスはテロのせいで、年明けすぐに私たちパリ周辺に住むものたちは
不安にさらされました。
日本でも人質事件で悲しいニュースが聴こえてきます。
しかし、「そんなことは吹き飛ばせ!」という大陸のパワーを
彼女たちからいただきました。



夕焼けも美しく、私たちは何時間も語らいながら、
昼食から夕食までの長い間、
休み休み、しかし、ずぅーっとお鍋をつついておりました(笑)
美味しいので、いくらでも食べられてしまうのでした~!