白龍の件を除いては、いつかイタリアでアメリカ人の大学教授でもある
形而上学を研究する学者さんが、私のアストロロジーの恩師に言ったことと
ほぼ同じでした。
「あの日本人の女の子のサイキック能力を米国での研究対象にしたい」という
教授の申し出をイタリア人の私の恩師は、若い当時の私に話すことなく
「彼女はあなたたちの実験の対象にはさせない。彼女の歩むべき人としての道のりを
きちんと歩んでから、人格的にマチュアになった時に彼女はそれをするかどうか
自分の意志で決定することでしょう」ときっぱり断ってくれたのでした。
今は亡き恩師に
深く感謝です。

さて、話はマーサさんのヒーリングに戻りますが・・・
結局のところ、私にはひとりの女性からの嫉妬・羨望の念が取り憑いていたと
いうことでした。それこそがノートルダム寺院の彫刻のようなかたちで
あらわれたヴィジョンだったらしいです。

その女性は非常に繊細な心の持ち主で弱い人ですが決して悪い人ではないとのこと。
ただ、自分が強く辛辣な女性に見えるようなお芝居を身につけてしまっている人だ
とのマーサさんの見解でした。
そのお芝居が実は余計に彼女の心を弱めてしまっているらしいです。

とにかく・・・その女性とのコードは切っておいたし、彼女はもうすでに別の

依存すべき(嫉妬の対象や自分を心地よくさせてくれる穏やかな性質の女性)
相手を数人見つけているので心配はない、とのことでした。
彼女は私の夫の親戚のひとりでしたが、私への嫉妬・嫌がらせ・依存・甘え
・・・
すべてが過剰な人でした。

さぁ、これで今回のヒーリングが終わりました。

しかし、私にはもうひとつの課題が残っていました。
それは「自分の中に巣食っている恐怖感」の解放。
そう、あの震災以来、真に安心した日はないのです。
不安と恐怖との闘いでしたよね、もちろん私だけでなく
特に日本にお住まいの皆さんは大変な心労であったことと思います。
施術の最後に、マーサさんは日本への光のエネルギーを送ってくださり
私に対しても太陽神経系に居座っている「恐れ」の感情を解放する
呼吸・瞑想法を伝授してくださいました。
そしてすべてが済んだあと
「ふぁーっ(ため息)今日のヒーリングはとってもディープだったワ~!」
ひと言言ったあと、あなたもかなり疲れているだろうから、
粗塩のお風呂に入って
今日は早く休みなさいね」と助言してくれました。
2、3日の間はまだおなかのあたりにぽっかり穴が開いているような感じだから
とにかくゆっくり休むこと。水をたくさん飲んで解毒につとめること。
そうすれば少しずつ時間をかけて気力が回復しますよ・・・ということでした。

さて、いかがでしたでしょうか?
いまだ、私にも謎なのですが、観音様のように見えたお方は本当に観音様
なのでしょうか。それとも、私の父方の叔父が経営していた、
越前国のお寺の原型である祠を建てた平家の落ち武者が信仰していた
白山の十一面観音観音様の変化なのでしょうか。
いえ、もしかしたら、白龍ということで、白山のくくり姫なのかもしれません。
なぜに白いミルキーな霧の中にたたずんでいるのでしょう?
どうして、観音様も龍神様も、赤い目をしているのでしょう?
不思議ですね・・・。