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2020年1月23日
直腸切断、及び人工肛門造設
2020年2月17日退院し自宅療養
2020年3月1日 仕事復帰
テーマ『直腸がん』では、
前兆から現在にいたるまでを
振り返り 回顧録のような形で
書かせていただいておりますが、
本日は、
術後2年と8ヶ月後の9月22日(つい最近)に行なった、2回目のストーマからの大腸内視鏡検査のお話になります。
大腸内視鏡検査
肛門のない私は ストーマから
カメラをいれます。
正確には、小腸内視鏡検査になるのかな?
この病気になってしまった以上、
年に一回 これをやらなければいけないのは、生きていく上での宿命みたいなもの。
二度目とはいえ、できれば遠慮したい検査だし、緊張もします。
検査は、頭が少しボーっとするようなお薬を導入しながら行いますが、意識はしっかりしています。
この日の担当は女医さんでした。
前回もそうだったんですが、
極度の緊張からなのか、血圧が、病院に到着し、内視鏡科受付時の測定で上が150を記録、15分後 安静を保ち再度測定で170、検査直前180と、ぐんぐん上がっていくのです。
入院中(2020年1月15日から2月17日)も毎日血圧測定してましたが、平均110-60くらい、血圧高いなんてことはなかったんですよね。
下剤と格闘中の私の様子見に訪れては、立ってられますか?とか、気分はいかがですか?と心配されるものの、至って普通。
しいていうなら、この下剤を
普通の待合室で飲まされることが嫌だよ。
人が近くに来るだけで身構える。
なんとか半日かけて、半分以上飲み干して、検査可能な状態になりました。
午後一時を過ぎて、
予定通り内視鏡検査実施
脈拍と血圧を数分ごとに自動測定しながらの検査になりました。
わたしの緊張を和らげようと、女医さんも担当看護師さんも、いろいろ話しかけてくれました。
女医さんから、
『ストーマになることを、最初受け入れることできましたか?』
…と聞かれました。
…というのも ストーマを受け入れられない、極端に拒絶反応をしめす女性が少なくないようで…、説得に苦労されている様子でした。
…私だって、簡単に受け入れたわけじゃない。
今だって、元に戻れるのなら
戻りたい。
『人口肛門です。
嫌ですか、じゃあ死にますか?』
現実、そのくらいの選択をしなければならなくなり、
もはや、あきらめるしかなかったんですよ。
受け入れたというよりは、あきらめるしかなかったんです。
あとは、自分の中で、
嫌だろうがなんだろうが、これが自分の身体だってことを受け入れていくしかない。
トイレいくたび、現実に引き戻され凹むけど、ストーマがついてる身体だなんて、外から見ただけでは誰にもわかりません。
お気に入りの服装をしましょう。
持っているだけで嬉しくなる
お気に入りの日傘があるだけで
猛暑も少しだけ嬉しくなる。
奮発して買ったレインコートがあるだけで 雨の日も
『やったー! これ着ていこう❤️』となる。
時には まつ毛パーマをかけて、
テンションあげる。
髪にインナーカラーいれたり、季節ごとに髪色を変えたり…。
週末には好きなものを食べる!…とか。
人生に、ちいさな喜びや幸せはたくさんあると思っています。
そんなふうにポジティブな気持ちを持ち続けることが、
私なりの抵抗(笑)
ストーマだけは、断固拒否した!
これはストレートな抵抗ではあります。
自分の身体に、あんなもんがつくのは許せない!
死んだ方がマシ!!
でも、ホントにそれでいいのですか?
結婚して子供にも恵まれ、今では育て上げたその子も、結婚し子供を産み、孫ができた。
じゅうぶん幸せな環境を、すでに手に入れている、還暦が近づきつつある年齢の私でも、ストーマは嫌でしたよ。
独身女性でこれから恋愛し結婚を夢見るのであれば、なおさらでしょう。
でもね、生きているから経験できるたくさんのことを思えば、
排泄の手段が、お尻からかストーマからかの違いなんて ちっぽけなことです。
生きてることが大事であって、
あなたを大切に思う周りの方々にしてみれば、どんなになっても生きてさえいてくれれば、それでいいと…、そう感じているはずですよ。
そう言いたい。
それにね、ストーマって
オナラさえなんとかなれば
扱いはそこまで大変じゃない。
普通に生活ができます。
どうか、ストーマのことを
きちんと知り理解してほしい。
『なーんもなかった!』
女医さんのその言葉で、無事検査が完了したことを認識する。
ずーっと話をしていたおかげで、
痛みもなく、
緊張が徐々にほぐれていくのがわかった。
脈拍が、徐々にゆっくりになっていく。
血圧も検査が終わる頃には140まで下がっていた。
意識がしっかりするまで、20分ほど別室のベッドで安静にした。
退室時の血圧測定では、上が120まで下がった。
思えば、ストーマがついてから
人が半径1メートル以内に近づくと落ち着かなくなった。
ソワソワドキドキする。
『いやだー、オナラ出たら聞こえちゃうじゃん』
人と距離を保ち、少しうるさいくらいのほうが落ち着く。
日時生活において、こんなふうに緊張することが増えたせいなんだろうか…。
28日、主治医の診察で血圧のことを相談してみたが、家庭用の血圧計で測定する習慣をつけるように言われた。
ふだん数値が安定していれば心配はない…との見解。
Amazonでさがしてみよう。
長くなりましたが、
内視鏡検査は無事クリア。
高血圧の兆候があることが
今後の課題となりました。
