覚えててくれたんだね… 2 私の見る世界〜凜のみる世界
あの子にいろんな世界を見せてやりたい。いつもお出かけして 駐車場で待っている間、人間はね、へんなカートを引きながらお買い物ってするんだ。選んだら 人が立ってるとこに行って 紙とコインを出すと それを得ることができるんだ。そんな当たり前のことも…。たっくさんの物があるんだよ。たっくさんの食べ物があるんだよ母の反対を押し切り 私はホームセンターに行くときは あの子をペット用のカートに乗せた。凜ら知らない人、知らない場所は嫌いだったけど 凜と買い物。私と凜だけのスペシャルな時間凜は 柔軟剤の匂いはどれが好き?洗剤は? 凜はお鼻がいいからいい匂いの選んでね!!いつも私の柔軟剤は 凜と選ぶ。凜が匂いを嗅いで舌を出したやつを買う 笑ホームセンターには凜と行く。唯一 2人でお買い物できるところ。一応 大人しく乗ってるから、触りたがる人がいるけど… 豹変するので私はすごく気を使って…見張ってないと 誰かをケガさせかねない…だから 母は猛反対なんですが…私は 極力 私たち人間の世界を見せていろんな経験をさせてやりたかった。私が見る世界を見せてやりたかった。あと15年も一緒にいれない。だから、車もそう私と2人で車乗るときは好きにさせていた。凜はね、景色を見るのが好きなんだ。お散歩は嫌いだけどぶーーーんって車から外見るの好きなんだ。それに凜はね、父の仕事の軽トラが好きなんだ。大工さんなので 木のいい匂いがする。それに、軽トラは前が ないから よく見える。何度か 仕事帰りの父に拾ってもらって乗せたことがある。私の膝に乗って助手席から前に手をついて乗り上げていつも夢中に見てる。サイドミラーが見えない!と怒られるが…そこは畑道です…普段 お出かけの時は後部座席のケージに…でもなにも見えなのはつまらない。でも、助手席や窓から顔を出して 外の匂いや 風。人にはわからない匂いを凜は感じれるから私は好きにしてやりたかった。いつも。この病院の帰り、凜が選んだのは運転席に来る事…あの頃とは違って大きな体。椅子を下げても ハンドルと凜の体が擦れる…ちょっと 運転しづらいな…でも窓を開けてあげた。寒かったけど…凜は目も見えないし、前足も好きに動かない。でも風や匂いは感じれる。窓を開けたら 鼻をあげた。私の腕に鼻を乗せぷすぅーーー ぷすぅーーーって 鼻で呼吸 笑風が強くて息が苦しそう…笑でも 嬉しそうな…。家に着くと 父が出迎えた。凜ちゃん子!! おかえりーーー!!なぜか 凜ちゃん子 と 呼ぶ父助手席を覗きに来た。?! 凜!!いないと思ったのかびっくりした顔で、私がここ。と膝を指差すとあら!運転してきたのっ!と… 笑みんなわかってます、凜の思うがままにさせてやりたいの。とっても頑張ってるからね。スーパーマンだぞっ!点滴 ご苦労様、ご飯食べようね