梅雨時期にはいりましたね。
シトーッ、ジメジメ。そんな日々。
雨ふったときの、土の香りや木の香りが好きです。
雨の降る日に、読書をしました。
この本のストーリーは、キリギリスが店主。
店にはなんでもあります!(太陽と月と星以外)ほんとになんでも。
そして売っているんじゃなくて、これが欲しいって動物たちから言われたら無料で渡す。
なんとも不思議な世界。
様々な性格の、たくさんの動物の種類がでてくる。リスにゾウにアリにカメ、サハミムシ、クマ、ショキカンチョウなど、もっと沢山。
聞いたことない動物を調べることも、この本を読み進める楽しさの一つ。
この本読んでて気づくのは、
動物にも悩みが沢山あるんですよ。
例えば真冬の雪の降る日。
キリンは目立つから、目立たないようにしてほしいと。
キリギリスは白いコートをキリンに渡します。
キリギリスは、悩みを深掘りしません。
なんでだい?って聞かずに、目の前のお客さんの悩みを想像して、その動物の幸せを祈っている。
いつだってキリギリスは優しく、怒らない。
もう一つ。本当になんでもある(太陽と月と星以外)から、その日満足しても、次の日、数日後同じ動物が「これないかい?」とキリギリスのもとへ訪ねてくる。もちろん幸せに過ごす動物もいるだろうけど。
幸せはモノで買えないのかな。とふと思う。
何でもあるから都合が悪いのかもしれない。
全ては動物自身のココロの持ち方次第なのか。
私はそんな風に感じました。
モノだけではないんです。置いてあるものは。
例えば、「嫌気」「悲しみ」「一日(時間)」
こんなものも手に入る。
なぜ悲しみがほしいのか。それはこの本を読んでいただいくと分かります。
私もこの本を読んで何が欲しいかなって考えてみました。
自信、時間、自然。が浮かんできます。
他の本で
欲望と願を立てるの違いを知りました。
欲望は、努力せずに叶えたいこと。
勉強してないけど、東大行きたいとか。
願を立てるは、願いに対して努力や行動をすること。
私がキリギリスにお願いしたい「自信」は結局自分自身しか解決が出来ない。
いろんな本を読んでいるとこの本とあの本の話が繋がることがあって面白いです。
キリギリスのしあわせは、
たくさんの動物、悩み、欲しいものが出てくる面白さとキリギリスの真面目で相手を思う様子が描かれています。
ぜひ、読んでみてください^^
明日は晴れますように。
ありがとうございました!