今回、家族のサポート、そして疾患の背景を理解している医師の付き添い、またサポートナースがいたことでアートメイクの施術が可能となった在宅酸素療法導入中の患者様を経験したので、報告します。
70代 女性
メイクが大好きで、お洒落な女性。
気管支拡張症のため在宅酸素療法導入中。夜間はCPAP装着中。
その他の既往歴は省略させて頂きます。
現在は自宅で過ごす時間が多く、メイクなども自分では難しい状態。
眉のアートメイクをご希望され、娘さんの付き添いの元、ご来院されました。
アートメイクの説明は、医師の説明にうなずく姿あり。
同意書のサインはお名前のみ直筆で頂けました。
デザインは、60代の頃お孫さんの誕生日に撮った写真を参考にして提案しました。
施術中は、酸素飽和度を測定しながら、
半座位(30度〜座位まで)をとりながら施術、サポートナースがいたことで、スムーズに進みました。
途中、酸素飽和度が低下した際は声かけで呼吸を促したり、排痰も促しながら施術をすすめました。
施術後は笑顔が見られ、ご帰宅されました。
今まで、在宅で療養中の方へのアートメイクのご相談を何度か受けたことがあり、
私自身もとてももどかしい思いをしておりました。
わたしの祖母も、ずっとわたしのアートメイクのファンでいてくれて。
施設に入る前に、どうしてもう一度アートメイクをしてあげられなかったんだろうと。
そんな気持ちをかかえながら、日々過ごしていました。
今回、医療サポートチームで対応したことで
在宅療養中の患者様を受け入れることができ、まず一歩踏み出せたのかなぁと感じております。
と同時に、まだまだ課題もあるかと思いますので、少しずつ改善していきたいと思います。
医療サポートチーム
ゆりクリニック院長 矢吹 有里
看護師 石島、斎藤





