タイトルで既に想像がついた人もいるだろうけど、
実にシンプルな方法だ。

このコロナ禍で、京急百貨店だけでも、従業員スタッフが全員出勤出来なくなり、無人となったお店、例えばここで言うならば本屋で、自分なりに描いて、数本コピーした自作漫画を、ホチキスで留めて本にして、店頭に置くだけ。

第3者、出版会社、表紙のデザイナー、などは一切介入しない、「こう書いて下さい」の命令、ケチも一切付かない、確かに薄っぺらいホチキス留めされた、小学生の工作か、という仕上がりにはなるけれど、正真正銘誰にも干渉されずに、自分だけで描いた自作の漫画が出来上がるわけだ。

勿論、これは、今のご時世のような事態にならないと、永久に出来ないものだ。

けれども、これで、描きたかった漫画が描けて、確かにそれが「店頭に並ぶ」事が出来る。

こんなに満足出来る瞬間は、まだ別に「やりたい仕事」があるにしても、そのうちのたった一つにはなれるだろう。

確かに、今の私が考えている事は、人類の文明が滅亡する一歩前の話であり、恐ろしいと言えば恐ろしい話だ。

そして、やっと「やりたい仕事が叶ったり~」となっても、それは1年半持つかどうかの話だ。

けど、それでも私はどうしても自分のやりたいようにしてしまうだろうし、そうでなければ、納得して親になる事も、その後に続く自給自足の生活も選ぶ事も出来ないだろう。

私は、私の世代でも知っている野球の名誉監督が、今朝倒れてしまった原因は、憶測で申し訳ないが、親子喧嘩が理由なんじゃないかと思っている。

その息子さんは、私よりもずっと年上だ。

私も、今でも両親の事は恨んでいる所は恨んでいる。

もしも、生きて会う機会があったら、もっともっと、傷付く事になっていたと思う。

もう亡くなったかもしれない両親がこれ以上、私を傷付ける事はなくなったけど、私自身は、自分が産む子どもには、同じ事はしたくない。

その為には、絶対に自分のやりたい仕事はすべて全うしていたい。どんな形であってもだ。