クックパッドなど便利なものはなく
20歳の若嫁は料理本を見ながら
夕飯を作ったものです。
毎回仕上がりに落胆し
何で写真のように作れないのかと
自分ではなく料理を教えてくれなかった
母親のせいによくしていたなー。
ある時ダンナが生牡蠣とやらをもらってきた。
初めての生牡蠣。
にゅるにゅるしていて気持ち悪い。
そしてちょっと生臭い。
これはどうやって食すのだ??
20歳の若嫁はカキフライしか思いつかなかった。
料理本には牛乳で洗って臭みを消すとか
片栗粉をまぶして汚れを洗い流すだとか
ナンチャラカンチャラ
面倒くさい下ごしらえが書いてあった。
悲鳴をあげながら
にゅるにゅるした生牡蠣を洗い流し
グチャグチャでほぼ形のなくなった生牡蠣に
小麦粉→卵→パン粉の順に衣をつけてみた。
やっとカキフライらしく形作られた。
これを油で揚げるのだ❗️
さあ、ここから油との戦いです。
恐らく天ぷらという料理も初めてだったと思う。
衣のついた中身がグチャグチャの牡蠣を
油の中に投入
ギャーと言う悲鳴と共に後ろに下がる
油の中に投入
ギャーと言う悲鳴と共に後ろに下がる
という作業を何度も繰り返した。
台所の至る所に
油が飛ぶわ飛ぶわ

あっちにもこっちにも

誰が掃除するねん…


でも途中で止めるわけにもいかず
ひたすら上記の作業を繰り返す。
火が強すぎたのか初めにぶっ込んだカキフライは真っ黒。
次こそはとぶっ込んだ牡蠣は少しマシな色で揚がった。
気がつけば山盛りのカキフライが出来上がった。
私にも出来た〜


そして旦那が帰ってきた。
私『おかえり〜

カキフライ頑張って作ったよ〜
』
』ダンナ『おん。』
そしてドキドキの実食

食して一言
『俺、カキフライ嫌いやねん』
オレ カキフライキライヤネン
オレ カキフライキライヤネン
オレ カキフライキライヤネン
はぁ〜💢
なんですか〜💢
お前がもらってきたんだろうがぁ〜💢
とは言えなかった。
ただ
悲しくて悔しくて泣いた。
そして大嫌いになった。




